AKB48総選挙におけるメンバー同士のピリピリ感の実情を暴露! "圏内"と"圏外"の格差!
AKB48の年間最大のビッグイベントといえば、「シングル選抜総選挙」。姉妹グループ含めた全てのメンバーの中から、ファンの投票数が多い上位64名を発表する、メンバーにとって最も酷な企画だ。上位に輝いた者はシングル選抜メンバーとなり多くのテレビ番組で楽曲を披露するなど露出が増える反面、圏外に終わると名前すら呼ばれず、ひたすら他のメンバーがステージに上がるのを見送るのみ。楽曲にも参加させてもら得ない。
端から見ていると、メンバー間で亀裂が生じても不思議ではないイベントを、AKB48のメンバー達はどう乗り切っているのか。2月1日に放送された日本テレビ系『ガチガセ』で明かされた。
開票日前日は、早く寝たり好きな音楽を聴いたり、神頼みをするなど、各自思い思いの行動をして、翌日に備える。
下位メンバーは圏外か圏内かの瀬戸際の緊張感を味わい、高橋みなみはグループを統括する威厳を保つため7位以内に入らなければならないというプレッシャーを背負う。
大場美奈いわく、例え順位が下の方でも圏内に入れれば、「よかったなぁ」という安心感に浸り、自分はAKB48にいると実感出来るそう。高橋みなみは上位に入った者同士だと「おめでとう!」と言い合い、自分より順位が下だが選抜入りした北原里英や河西智美あたりだと「良かった良かった」と言う。逆に圏外のメンバーへは気を遣って「お疲れ様」などと声を掛ける。「おめでとう」とも「良かった」とも言えず、言葉の選択に少々悩むようだ。
難しいのは、若手同士で一人が圏内でもう一人が圏外のケース。同じ9期生の大場美奈と島田晴香は、大場美奈が2012年の第4回選抜総選挙で57位にランクイン、島田晴香は圏外だった。島田晴香は「おめでとう」と大場美奈を祝福したが、大場美奈は「ありがとう」とお礼して、笑顔を見せてそのまま去ってしまったと暴露した。
グループの結束を崩さないためには、例え圏外でも圏内メンバーと衝突するわけにいかず、グッと悔しさを抑えて祝福せざるを得ない。大場美奈が圏内に入れれば良いと語っていたように、祝福する側かされる側かで立場も気分も全く違う。そういった試練が、10代半ばの少女たちの精神面を成長させていくのであろう。
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