上原美優に浴びせた有吉弘行の辛辣な毒舌集! 自殺との関係性も!?

突然の訃報が世間を震撼させたタレントの上原美優に関して､過去の有吉弘行とのやり取りに関心が持たれている｡
無論､有吉弘行と上原美優の自殺の間に相当因果関係は明確でなく､上原美優が精神的に病んでいたことが明らかなため､視線の矛先が彼に向いている､という事のようだ｡

とはいえ､過去番組上でかなり厳しいコメントを言い放っていたのも事実｡
そこで､両者のやり取りで特に印象的だったものを振り返ってみる｡

2010年6月に放送されたテレビ朝日系『ロンドンハーツ』､｢格付けしあう女たち｣で上原美優が出演した回に有吉弘行がゲストとして登場｡
出演女性タレント10名に毒付く場面が見られ､彼女には以下のような言葉を浴びせていた｡

｢もともとの出が出ですから､失うモノが最終的には無くてもいいんだ､っていうのがあるんで､開き直ることがあると思うんですよね｣

｢キレ方っていうか汚い手っていうのが服の下にダイナマイト仕込んだりとか｡やっぱ汚い手を使う可能性が高いんですよね｣

｢なぜならやっぱり支持者が見えない｡『誰が応援してるんだ?コイツ』っていう｡｣

｢グラビアでねー､アイツの支持者見たことないんです｡一枚､二枚落ちるグラビアに出てますからねー｡｣

｢ちょっとエロ本系やっちゃってますから｡でもエロスのほうの読者からすれば「なんだこれ?」って思いますし｣

｢完全にボク見えてるんです｡あのー､矢部美穂さんと同じ道をたどりますから｡もうちょっとしたら乳首をみかんで隠します｡スナックやり始めます｡姉妹でスナックやります｣

"いざとなったら汚い手を使いそうな女"というテーマで有吉弘行は上原美優を3位に格付けした｡
この時点で､上原美優がかなり迷走していると的確に捉えていたわけだ｡
約2ヶ月半後に放送された同番組の｢有吉先生のタレント進路相談｣で､有吉弘行は彼女の価値観を木っ端微塵に砕くことになる｡

｢大家族貧乏アイドル､っていうのは絶対捨てたくないんですよ､原点なので｡
でもそっから広げる何かはないのかなって考えて､いろいろ資格を取りたいっていうのはあります｣
と有吉弘行に相談を持ちかけた上原美優｡すると早速辛辣な意見を受けることに｡

｢最近のタレントさんってすぐ肩書き欲しがるけど､そう言う事じゃないのよ｡もっともっと他にやる事あるから｣

｢細く長く生きれる芸能人になりたいな､とは思ってるんですよ｡でも､今の有吉さんみたいに､すっごい出てる人って､すぐ終わっちゃうじゃないですか｣
と色々な資格を取得しようと考えた理由を述べる上原美優｡
"貧乏アイドル"という肩書きだけでなく､多岐に渡り知識と兼ね備えておけば､幅広いジャンルの番組からお声が掛かると思っていたのだろう｡
しかし有吉弘行は上原美優の価値観を真っ向から否定する見解を示す｡

｢だからその毒づき方が違うんだって！　ここケンカする場じゃないから！｣
｢さっきの毒づき具合なんかでもそうだけど､たとえば面白映像見るみたいな番組でもね､なんか爪跡残そうとするんですよ｡その芸が貧乏くせえのよ｡育ちとかじゃなくて｡それ変えた方がいいんじゃないかな｣

肩書きを求めつつも､現状のバラエティータレントという地位を失わないよう､必死になりすぎていると指摘｡
その必死さも視聴者ウケするものではないと意見を述べた｡

｢でも今の芸能界って､下からどんどん新しい子が来るじゃないですか｡それに負けたくないのでガンガン行かなきゃ落ちぶれてしまうんですよ｣
と懸念を示す上原美優に､一連の話を聞いていたロンドンブーツ1号2号･田村淳が核心を突く｡

｢でも細く長く生きていきたいんでしょ? きちんと仕事をすれば仕事は増えるけど､下手に噛みついて失敗したら仕事は減るでしょ｣

有吉弘行が言う通り､不快感を与える仕事ぶりで好感度が落ち､自分の芸能生命を保つ為に資格取得へ躍起になりますます迷走するという悪循環に陥っていると､彼は伝えたかったのだろう｡
その迷走ぶりを端的に理解させる事例を､最後に有吉弘行は言い放った｡

｢『学べるニュース』に呼ばれるようになったから､最近新聞読むようになったって言ってたけど､『学べるニュース』は､"バカなあなた"を呼んでるの｡賢くなったら仕事減っちゃうよ!?｣

総じて判断するに､有吉弘行の上原美優に対する発言は､勿論毒付いてはいるものの的を得ている内容ばかりで､バラエティーの企画ながら実際に遂行すべき参考になる意見が多かったと思われる｡

素直に有吉弘行の助言を聞き入れていれば･･･いやしっかり受け入れて改心していたのかもしれないが､最悪の事態が起こる前に誰か手助ける事は出来なかったのかと思えて仕方が無い｡

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