運動･食事制限なしで痩せる｢えのき氷｣の詳細･作り方･効果を徹底紹介!

人口約45,000人の長野県中野市では､2～3年程前から｢えのき氷｣と呼ばれるダイエット食材がブームとなっている｡

2011年下半期､日本テレビ系『秘密のケンミンSHOW』や『ヒルナンデス!』､NHK『ためしてガッテン』といった人気番組で度々紹介され､えのき氷は一気に全国的に注目を浴びるようになった｡

中野市はえのき茸生産量が年間およそ5万トンで日本一｡
えのき氷の作り方は､えのき茸をざく切りにしてミキサーに入れ､ペースト状にした後60分間煮込んでから凍らせる｡
そのまま食べても味は美味しくないそう｡料理の中にワンポイントとして加えてこそ真価を発揮するものだ｡

えのき茸は､排便を快通にしてくれる効果があり､ダイエットに良い食材として認識されていた｡
地元民が最初ペースト状にして煮込んだものを作り始めたが､長期の保存が難しく､後に凍らせておけば良いという考えに至ったという｡
『ヒルナンデス!』の取材に応じた人達は､蕎麦や煮物､えのき氷焼酎､味噌汁･カレーライス､さらにはミルク代わりにコーヒーの中へ入れるとも回答｡

激しい運動も食事制限もせず､4kg～10kg痩せた人まで現われ､ダイエット効果抜群の一品として商品化されるに至り､市内のスーパーでは品薄状態が続いたそう｡
専門家によれば､えのき氷がダイエット効果を持つ理由として､きのこ特有の成分であるキノコキトサンをえのき茸は豊富に含んでいる｡
キノコキトサンは腸内の脂肪と結合して体外に排出してくれる働きを持つ｡よって血液中のコレステロールや中性脂肪値を下げる効果があるのだ｡

また､えのき茸には食物繊維が豊富で弁の快通を高めてくれる効果もある｡
キノコキトサンはきのこの細胞壁に含まれているため､一度ミキサーにかけペースト状にすることでむしろ多くの成分を出すことが可能となり､えのき氷はキノコキトサンを摂取する最良の方法｡

もう一つ､キノコキトサンに含まれるトレハロースという成分が､肌の保湿に効果的で､乾燥したり皮膚のシワを防止する働きもある｡
元々えのき氷は旨み成分が評価され広まったので､使い方は万能｡朝･昼･晩いずれかの食事でえのき氷を取り入れれば良い｡

～～えのき氷の作り方～～
【材料 12個分】
エノキタケ･･･300g
水･･･400ml
【レシピ】
1,えのき茸の根元を切り落とした後､2等分又は3等分に切る｡
2,切ったえのき茸をミキサーに入れ､水400ccを注ぐ｡
3,30秒ほどミキサーを回す｡
4,鍋に入れて弱火で60分､又は強火で1～2分煮たあと弱火で30分煮こむ｡
5､粗熱をとり､製氷機に入れて冷凍庫に入れて冷えれば完成｡

企業ではなく主婦たちが生み出した新たなダイエット食材｢えのき氷｣｡今まで胡散臭いダイエット法を疑い深かった人も､驚きの効能を信じてみては｡

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