究極の健康食!? ｢えのき氷そば｣の魅力に迫る!

今､巷で大人気の｢えのき氷｣｡元々えのき茸は食物繊維が豊富で､余分な脂肪を体外に排出してくれる成分"キノコキトサン"を多く含むダイエット食として有名｡それらの成分をより一層引き立たせるのがえのき氷｡だしの代わりにもなるため料理に加えると美味しさが増す｡

かたや､日本を代表する麺料理｢蕎麦｣も栄養素の高さでは引けを取らない｡日本人に不足しがちなビタミンB1･B2が小麦や米などの2～3倍多く含まれ､タンパク質･アミノ酸も他の穀物に比べて多い｡カルシウム･鉄･マグネシウム等のミネラルも豊富で､栄養バランスが非常に優れた食材である｡
いずれもダイエットに最適だと評判高い｡そしてこの二品を融合した究極のダイエット&健康料理と言えるのが､テレビ朝日系『食材の王国』で紹介された｢えのき氷そば｣だ｡

えのき氷をよく知らない人の為に作り方を紹介しておくと､まずえのき茸の元の部分を切る｡ミキサーに目安としてえのき茸300gと水400mlを入れ､とろとろになるまで待つ｡鍋を中火で温めてから先ほどのえのき茸をとろ火で1時間ほど煮込み､製氷皿に入れて凍らせる｡砕く･煮込む･冷凍するという過程を経ることにより､キノコキトサンが体内に吸収されやすくなる｡

こうして出来たえのき氷を溶かし､蕎麦粉に混ぜてそばを打つ｡『食材の王国』に登場したそば職人によれば､｢繊維が多いせいか､ふっくらとした､打ちやすいしっかりとしたそばになる｣とのこと｡通常の蕎麦に比べ､色がくすみ角が立たずぽってりとした感じだが､いざ食べるとえのきの味はせず､どこか普通のとは違う美味しさがあるそう｡｢食べ終わってから口に残る甘さがいい｣と評した｡

自分でそばを打つ機会が無い人は､茹で汁にえのき氷を混ぜたりするだけでも多少効果がある､かもしれない｡ダイエッターの人にぜひお薦めしたい一品である｡

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