｢めちゃイケ｣｢スマスマ｣｢24時間テレビ｣などテレビ番組1本分の制作費を大公開!

"地デジ元年"と言われ､変革期を迎えているテレビ業界｡
近年は視聴率低迷に喘ぎ､"制作費を削減すべき"との文字を目にする機会も増えてきている｡

しかしながら､我々が普段観ているテレビ番組の制作費はいくらなのだろうか｡
大掛かりなセットやタレントのギャラなどを考えれば高額であることは間違いないが､実際に制作費が表に出ていたケースも多々あった｡

そこで今回､露出した番組の制作費を一挙公開しよう｡
ちなみに､それぞれ1本分の費用でドラマなどは1話分の費用と考えてもらいたい｡

◆番組制作費◆

●『報道ステーション』(テレビ朝日系)
……1500万円

●『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)
……5000万円

●『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)
……3000万円

●大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)
……6000万円

●『紅白歌合戦』(NHK)
……3億円

●ドラマ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(TBS系)
……4000万円

●ドラマ『月の恋人～Moon Lovers～』(フジテレビ系)
……5000万円

●連続テレビ小説『純情きらり』(NHK)
……810万円

●『発掘!あるある大事典』(フジテレビ系)
……3250万円

●『きょうの料理』(NHK)
……170万円

●『仮面ライダーシリーズ』
……3000万円

●『ONE PIECE』(フジテレビ系)
……1000万円

●『おかあさんといっしょ』(NHK)
……320万円

●『NHK歌謡コンサート』(NHK)
……2340万円

●ドラマ『わが家の歴史』(フジテレビ系)
……12億円

●『24時間テレビ』(日本テレビ系)
……40億円

●『ためしてガッテン』(NHK)
……1680万円

以上が露出したテレビ番組の制作費だが､1回分で1000万円は軽く超え､スポンサー会社は"数千万円"という大金を払い､番組制作に一肌脱いている計算になる｡

また『24時間テレビ』が40億円､スペシャルドラマ『わが家の歴史』が12億円という莫大な費用に驚いた人も多いに違いない｡

しかしながら一方で､民放ではないNHKの制作費は､『龍馬伝』で1話6000万円かかっているものの､年末の恒例番組『紅白歌合戦』に関しては3億円しかかかっておらず､少ないものだと170万円とかなり制作費が抑えられている印象だ｡

これだけ大金が数時間で動いているとなると､テレビ番組の制作費は馬鹿にならない｡
不況や低視聴率の影響を受け､スポンサーが提示する費用が徐々に下がっているという状況で､テレビ業界は制作費を維持するためスポンサーを探し歩くのではなく､制作費を削減することが得策ではないだろうか｡

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