Coccoが｢Mステ｣生放送で爆睡!? 居眠り騒動の真相は?

東日本大震災を受けて､3月18日･25日放送のテレビ朝日系『MUSIC STATION』は番組内容を大幅に変更｡
各アーティストが最新曲ではなく､被災者へエールを届けるに相応しい応援ソングを熱唱した｡
"歌で元気を届けたい"そんな想いが込められた歌の数々に､心を奪われた人も多かったはず｡

タモリとのトークも通常の明るい話題は避け､地震に関するものに限定｡
スタジオ全体に少々暗いムードが漂っていたのも､日本全体の状況を見渡せば仕方のないこと｡

特に25日は当初サッカー『キリンチャレンジカップ』が放送される予定で『MUSIC STATION』はお休みだったが､サッカーの試合が中止になった為急遽アーティスト達に声を掛け､集まった面々で番組を構成｡
ゆず･平原綾香･浜崎あゆみ･堂本剛･加藤ミリヤ･Cocco･AIの計7組が駆けつけたが､番組終盤に｢ジュゴンの見える丘｣を披露したCoccoが出番前スタジオで爆睡していたのではと疑惑が持たれた｡

他のアーティストがタモリとトークを繰り広げている場面､後ろの席では彼女が目を閉じて俯いた状態で座っていた｡
一時的なものとは違ったため､Coccoの隣に座っていたAIも心配そうに横目でチラ見するも､起こそうとはしない｡

自分の出番が回ってくる頃にはバッチリ起きていたので事なきを得たものの､タモリに居眠りが見つかれば顰蹙を買うこと必至｡
被災者へエールと言っておきながら､生放送中に寝ていたのでは示しが付かない｡

本件について後日､Coccoはブログで間接的に否定した｡

｢のんきに歌なんか歌っていいものかと震えました｡
歌で元気を!なんてそんな場合か?と｡
これ以上ないぐらい頑張っている人たちに､頑張れ!なんて目を開けていられませんでした｡
自分が安全な場所でライトを浴びているその瞬間もまだ誰かが凍えて待っているかもしれないというのに｡
"お見舞い"なんて､とてもとても他人事で"祈っています"どころの事態ではないのに歌うことなんか許されるんだろうかと心臓がきりきりと音を立てるようでした｡｣

彼女が主張するところでは､自らの心との葛藤により目を閉じ俯いていたのだそう｡
｢被災者へエールを･･･｣と言ってその場に座っている自分が嫌でカメラに極力映りたくなかったのかもしれない｡

ただし､生放送中下を向くと爆睡しているのだと勘違いされ現に番組OA以後多くの視聴者にそう思われてしまったところまでは､本人も気が回らなかったようだ｡

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