河北麻友子に｢テレビに出ちゃダメ｣と批判! 賛否両論の元凶とは!?

3月28日より､日本テレビ系新番組『ヒルナンデス!』がスタートした｡
前番組『DON!』が3月25日をもって放送終了｡中山秀征から新たに南原清隆をメイン司会に据え､純バラエティー番組へ大幅なシフトチェンジとなる｡

有吉弘行･サバンナ･土田晃之など､一部は『DON!』から継続して同枠出演となるが､アシスタントMCに抜擢された2年目･水卜麻美アナウンサーに代表されるよう､ローラ､愛実､吉川友､河北麻友子､足立梨花､平愛梨､内田理央といった若い女性タレントの起用も目立つ｡

同日放送では､各曜日のメンバーから選抜された面々がスタジオに総登場｡
｢負けたくない曜日は?｣｢チームワークが悪いのは?｣等､初回らしくチーム相互の関係性を掘り下げる企画も実施された｡

その中で特に視聴者の注目を寄せたのが､水曜隔週レギュラーの河北麻友子｡
2003年｢第9回全日本国民的美少女コンテストグランプリ/マルチメディア賞｣をダブル受賞し鳴り物入りで芸能界入り｡
バラエティーを中心にドラマ･モデルとしても活動する超美少女な18歳である｡

視聴者の視線を特に奪ったのは､スラっと伸びた細い脚｡
オフィシャルプロフィールにも記載されているとおり､身長162cmに対して体重は38kg､BMI(肥満度)は驚異の14.5だ｡
成人の場合､BMI22で標準体重､18.5未満を低体重を区分しており､15以下となれば超低体重､いわば"痩せすぎ"の領域である｡

細さを象徴するエピソードとして､河北麻友子の太腿の周囲はCDの周囲と同じ､と雑誌に書かれていた｡
CDの直径は12cm､円周率を3.14とするなら約37.7cmとなるが､女性の太腿周り平均値は約48～56cm｡
数字を比較してみると､いかにその細さがずば抜けたものかが分かるはず｡

女性層からは｢足が細すぎて･･･なに食べたらそんなに細くなるんだろう｣｢可愛い｣など同姓として羨む声も多かったが､一方で男性を中心に､｢羨ましいけど､病的｣｢もうテレビに出ちゃだめでしょそれ｣と痩せすぎを懸念する意見も見られた｡

2006年12月､ブラジル人モデル､アナ･カロリナ･レストンが重度の拒食症に因る腎不全で死亡｡
立て続けに2007年2月､ウルグアイ出身のエリーナ･ラモスが栄養失調による突然死で尊い命を失った｡
エリーナ･ラモスに至っては姉も同じく栄養失調が原因で心臓障害によりその半年前に死亡したばかりであった｡

これらの事件が発端となり､世界的に"痩せ過ぎ"モデルについて議論が活発化｡
スペイン･イタリア政府は｢痩せ過ぎモデルは少女達に誤った美の観念を与える危険性がある｣としてBMI18未満モデルのファッションショー出演を禁止する措置を取った｡

日本国内でも､若年における過度なダイエットは体の成長に害を及ぼすと言われ"痩せすぎ"に関しては表面的には許容的ではない見方が広まっているものの､10代～20代をターゲットにしたファッション誌では未だ極細なモデルが大半を占めている｡

河北麻友子のBMIは､モデル兼女優･桐谷美玲と近似値｡
桐谷美玲は身長163.5cm､体重39kgでBMIは14.6｡両者の体型は非常に近く､彼女もまた『笑っていいとも!』出演時に"痩せすぎ"だと賛否両論が挙がった人物｡

海外モデルの二の舞を踏んではいけないと業界関係者も頭の中では理解しているはずだが､世の中の価値観が根本的に変わるか､誰か死者がでない限り､当分"痩せすぎ"モデルがテレビから消えることはなさそうだ｡

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