オリラジ･藤森慎吾がチャラ男キャラに目覚めた大物芸能人の言葉!

2005年､芸人デビュー僅か半年でTBS系『10カラット』に起用され､翌年には『オリキュン』『オリラジR』といった冠番組に起用される大ブレイクを果たした､お笑いコンビ･オリエンタルラジオ｡
スター街道をあまりにも早く駆け上がった故に､当時は"アイドル芸人"扱いを受け､コンビ躍進の原動力となった｢武勇伝｣ネタが飽きられる頃には冠番組も続々と打ち切り｡
『オリラジR』が2009年3月に放送終了すると､とうとう冠番組が0になってしまった｡

しかし､毎年全国漫才ツアーを組んで漫才に力を入れたり､バラエティー番組でも着実に実力を蓄えていった結果､オリエンタルラジオは2010年下半期から2011年にかけて再ブレイク｡
一時はんにゃやフルーツポンチら同期の影に隠れていた状況から一変､再びNSC東京10期生のトップに躍り出た｡
その中で新たに見出されたキャラクターが､藤森慎吾の"チャラ男"キャラである｡

同じくチャラく下品なキャラがウリのあやまんJAPANと抱き合わせで2011年上半期は特に仕事が急増し､夏にはコンビの仕事よりもあやまんJAPANと一緒にいる時間の方が長かったほど｡
最近は"チャラ男"があくまでキャラであり普段とのギャップをネタにする場面も度々見られる｡

毎度インパクトが強い派手な服装も､相方･中田敦彦に｢最近チャラ男キャラに疲れてきたのか､プライベートでは地味なストライプとか着ていますよ｡｣とイベント記者会見で暴露されたりと､無理してチャラさを演出することに限界が生じているようにも思える｡
10月4日に放送されたTBS系『スターの素顔が丸見え! ○○さんと30人の身内さん』では､藤森慎吾と親しい芸人や大学時代の友人､遊び仲間ら総勢30名がスタジオに登場し､彼の本当の素顔を徹底的に暴いていった｡

明治大学在籍中､テニスサークルに入った藤森慎吾｡他のメンバー達は､長野県から上京してギャル男風の出で立ちに仕上げた彼を見て､｢こんなにイケてない奴がいるのか!｣と驚くぐらい似合ってなかったようで､合コンでも全然お笑い芸人の素質は見えず､無難な立ち位置にいたと暴露｡

サークルも最後まで残らず2年生で辞めている｡どうやら､他に面白い人がいて藤森慎吾はさほど人気も無く､｢ダンサーになる｣と見栄を張って去ったのだ｡サークルを辞めた後､彼はお笑い芸人の道を目指した｡

藤森慎吾と仕事柄接する機会が多いスタイリストによると､チャラ男キャラ誕生のキッカケは､フジテレビ系『笑っていいとも!』でタモリが｢今日の格好チャラくない?｣と言ったのを真に受けて､スタイリストに｢来週からもっと･･･(チャラい衣装を)｣と話していたという｡

大先輩の何気ない一言が大きな転機となったわけで､バラエティー番組内で多用するチャラいフレーズも､ウケたものは携帯にメモって保存する真面目ぶりである｡
キラキラ輝いているデコった携帯を見てみると､確かに､｢君かわうぃーね｣など聞き慣れたチャラいフレーズは数個記載されていた｡

何かと真面目な一面が取り沙汰される中､チャラ男らしい逸話も聞かれ､地元･長野県のキャバクラで友人らを連れて藤森慎吾が40～50万近いお会計を支払ったり､男友達と将来の夢について｢俳優とかもいい｣と壮大な願望を抱いていることも明らかに｡

合コンでも下ネタトークで｢アソコがイビツ｣などと語っている彼だが､現マネジャーによると､"オリラジ五箇条"という｢休みを欲しがらない｣｢ギャラに文句を言わない｣｢番組企画に文句を言わない｣｢アンケートは1時間以内に返信｣｢一発ギャグ･大喜利系は要相談｣と若手らしい謙虚な姿勢を守っていると明かされ､やはり素はとても真面目だ｡

｢芸人はバカじゃ出来ない｣とよく言われる｡この言葉を最も体現しているのが､実は藤森慎吾ではなかろうか｡

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