みのもんたのギャラが大幅ダウン! 新番組出演も高額ギャラがネックで白紙に!!

テレビ業界の大不況が囁かれて久しいが､2010年4月期では不況の波を受けて更なる大改編が遂行される｡

"経費削減"が命題である昨今のテレビ局内で､最もネックだと言ってもいい､大物芸能人の高額ギャラ｡
そのギャラを少しでも減らそうと､各局が躍起になっているのは周知の事実だ｡

かつて『午後は○○おもいッきりテレビ』の司会で世の奥様たちのハートを掴み､現在はTBS系『みのもんたの朝ズバッ!』に出演しているみのもんたも､例外ではないという｡

これまで､みのもんたのギャラは『みのもんたの朝ズバッ!』1本で300万円以上と言われていた｡ところが､

｢それまではみのさんも『俺に夜の番組をやらせろ!』を声高に叫んでいたが､今では300万円以上だったギャラも100万円程度に下がり､番組を存続させることに必死ですよ｣(TBS関係者)

みのもんた程の大御所ともなると､ギャラ交渉は難航するものだが､｢TBSにみのさんの息子がいて､その息子が直々にみのさんを説得した｣そうだ｡

一時は3月末からスタートする平日夕方の情報番組のキャスターに就く案も浮上していたというが､
｢局側から『ギャラは1回30万円しか出せない』と言われ､みのさんは『そんなに安いのか!』と激怒して流れた｡みのさんほどの司会者にも30万円しか出せない｡それほど財政は逼迫(ひっぱく)している｣(前出同)

みのもんたの代わりにキャスターを務めるのは､元NHKアナウンサーの堀尾正明｡
｢ギャラは1回15万円と格安｡TBSは今後も"堀尾押し"でいくそうです｣(テレビ関係者)

一方､フジテレビでも､朝の情報番組『とくダネ!』キャスター､小倉智昭の後任に"浪花のみのもんた"宮根誠司を起用するか最後まで検討されたという｡

｢1回150万円以上と言われる小倉さんのギャラがネックだった｡対する宮根アナは1本30～50万円｡費用対効果は明らかで､上層部の間でも宮根さんを起用すべきか最後まで議論された｣(フジ関係者)

だが､宮根誠司は現在の冠番組『情報ライブミヤネ屋』に4月以降も出演し続けることから､スケジュール調整が合わず､代わりに日曜22:00～の情報番組『Mr.サンデー』に､滝川クリステルと共に出演することが決定｡

｢それでも局側は宮根アナの朝番組起用をあきらめたわけではありませんよ｡小倉さんと『とくダネ!』スタッフの折り合いも悪いことから､10月改編をメドに宮根さんに朝番組をやらせたいようです｣(前出同)

どんなに局に貢献してきたとしても､高額ギャラの大物司会者はリストラされる運命にあるのか｡
テレビ朝日系『ワイド!スクランブル』で長きに渡り司会を務めてきた大和田獏が昨年9月末をもって降板｡
大和田獏のギャラは1本50万円だったそうだ｡

唯一高額なギャラを維持し続けているのは､テレビ朝日系『報道ステーション』で司会の古舘伊知郎｡
その額1本で200万円程というが､同番組は社会的認知度が高く､スポンサー離れも深刻ではないとのこと｡

自らの力では立ち上がることすら難しくなってしまったテレビ局｡
大物たちに頭を下げ経費を抑えつつ､国の改革による景気回復を祈るばかり､といったところだろう｡

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