松田直樹､JFL移籍の裏には妻との離婚があった! J2昇格の夢はチームメートへ

今月2日に急性心筋梗塞で倒れたサッカー元日本代表で日本フットボールリーグ(JFL)の松本山雅FCに所属する松田直樹選手(まつだなおき)が4日午後1時6分､長野県松本市内の信州大病院で死去した｡
日本を代表する名選手の早すぎる死に､サッカー界は深い悲しみに包まれている｡

訃報を受けた松本山雅FCの選手らは4日午後､同病院で松田と対面｡
遺体にはユニフォームが着せられていたという｡

木島良輔選手は､
｢すぐに起きてサッカーをやるんじゃないかという格好｡最期とは思えない｣
とコメント｡
主将の須藤右介選手は､
｢何が起きたか分からない｣
と言葉を詰まらせた｡

球団によると､球団事務所には4日朝までに､全国から500件以上の励ましの電話やメールがあったとのこと｡
葬儀の日程は未定だが､球団では献花台の設置や｢お別れ会｣を計画｡
7日のリーグ戦には喪章をつけて臨むという｡

1995年に横浜マリノス(現横浜Ｆマリノス)でプロデビューした松田は､恵まれた体格と卓越した対人能力を武器にDFとして活躍｡
日本代表としても40試合に出場し､2000年のシドニー五輪､2002年のW杯日韓大会では不動のレギュラーとしてチームを支えた｡

私生活では1998年末､高校時代から交際していたという一般女性と結婚｡
3人の子宝に恵まれ､子煩悩な父親としても知られていた｡

しかし昨年､16年間在籍した横浜を戦力外になると､長年連れ添った妻とも離婚｡
多数のクラブからオファーが届く中､3部リーグに相当するJFL･松本山雅FCへ入団を決めた裏には､彼の大きな決意があったという｡
『日刊ゲンダイ』が報じている｡

｢海外や上のクラスのクラブからの誘いもあったが､松田はあえてJFLを選んだ｡
周囲はびっくりしたが､実は昨年､離婚して心機一転という気持ちがあったのでしょう｣(マスコミ関係者:日刊ゲンダイ)

生前､チームをJ2へ昇格させることが目標だと語っていた松田｡
彼の強い思いは､残されたチームメートへ引き継がれているはずだ｡(伊原)

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