草なぎをフジテレビで復活させるために､同局とジャニーズ事務所が結んだ密約とは?

国民的アイドルグループ・SMAPの草なぎ剛（くさなぎつよし＝34）の逮捕報道から約一ヶ月。今週29日に放送されるフジテレビ系列『笑っていいとも！』でわずか36日という異例の早さでのテレビ復帰が決定しているが､これには裏事情があるとのことだ。事件当日の報道に不自然な点があったとテレビ局関係者が証言している。

それは､草なぎの逮捕時､一番はじめに速報を流したのは日本テレビで､その速報から約5秒後にフジテレビも速報を流したことだ。

この点のどこが不自然だというのか。週間女性が報じている。

「他局で速報が出たからといって報道はできません。すぐに出せたということは､取材からウラどり､速報の準備まで終わっていたということ。つまり､すでにフジは情報をつかんでいたのに､第一報になるのを避けたと考えられます」

また同誌は､

「現場の記者からすれば､やっとの思いで掴んだスクープ。それが､今後の関係のために突出した報道は配慮する､という“大人の事情”で､上層部からストップですから。悔しさや憤りで“こんな会社やめてやる！”という騒ぎにまでなったそうですよ」

とフジテレビ社員の怒りの声も掲載している。

この一連の騒動が意味するものは､ジャニーズ事務所との関係の悪化を恐れ､敢えて遅らせたのではないかと思われる。過去に稲垣吾郎がSMAP×SMAPでテレビ復帰したように､草なぎも自社の番組で復帰させられるよう仕向けたのではないだろうか。

結局､草なぎの復帰は29日の『笑っていいとも！』に決定､6月1日にはSMAP×SMAPでの復帰が予定されている。いずれもフジテレビの番組である。

確かにいち早く草なぎ逮捕の情報をキャッチした記者からすれば､他社より早く速報を流したかっただろう。

しかし､SMAP×SMAPや笑っていいともはフジテレビの顔ともいえる番組であり､草なぎ復帰となれば高視聴率も約束されているだけに､いた仕方ないといったところだろう。

草なぎ復帰は低視聴率が続く月9ドラマ『婚カツ！』に出演中の同グループメンバー・中居正広の分まで埋め合わせることができるか。

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