テレビで小説で映画で成功を納めたはずの品川祐がどういうわけか嫌われている?
品川庄司品川祐(しながわひろし=36)が原作・監督・脚本を手がけた映画『ドロップ』が、大ヒット中だ。

主演の水嶋ヒロ(みずしまひろ=25)の結婚発表なども追い風となり、4月3日の時点ですでに興行収入10億円を突破しているという。。

小説も売れ、テレビで見る機会も増え、数字だけを見れば、品川は間違いなく押しも押されぬ売れっ子芸人

だが、そんな状況に対して「なぜ?」と腑に落ちない思いをしている人も多いはず。

華々しい活躍を続ける一方で、タレントとしての品川はかなりの嫌われ者のようだ。

「面白くない」「出しゃばりすぎ」「ウザい」など、彼に対する手厳しい意見も多く聞こえてくる

そんな世間の評価があるにもかかわらず、品川はなぜ売れているのか?

そして、売れているにも関わらず、なぜこんなにも嫌われているのか?

テレビお笑い界の現状を見て品川が悟ったのは「誰もがスターにはなれない」ということだった。

何度かの「お笑いブーム」と呼ばれる時代を経て、テレビに出てくる芸人の数は着実に増えている。

しかし、そんな中で看板番組を持つことのできる芸人は一握り。

だから品川は、「ひな壇」を自分の主戦場に選んだ。

彼が戦いを始めようと決意したとき、司会のポストはベテラン芸人で埋まっていて、目の前にはひな壇しか残されていなかったからだ。

ひな壇で求められていることは何なのか?

徹底的に研究と試行錯誤を繰り返し、土田晃之(つちだてるゆき=36)と並んでひな壇芸人の代名詞と言われる存在にまで上り詰めた。

また、まっすぐにスターへの階段を歩むことを断念した品川は、いろんなことに積極的に首を突っ込んでいく。

ブログを毎日更新して、小説を出版。

料理の本を出して、映画監督と脚本も務めた。

芸人の数は多いが、テレビの枠は限られている。

生き残るためには、ジャンルにこだわらずいろんなことに手を出して、それをビジネスにしていかなくてはいけない。

そんな品川は、テレビのスタッフや共演者から見ると、実に使い勝手のいい芸人に見えるだろう。

ひな壇に品川を配置すれば、それだけで場を盛り上げて空気を作ってくれる。

ゲストとしてンポイントで起用しても、それなりに笑いを取れる。

テレビ芸人として、いかに扱いやすい存在になるか。

彼はただひたすらそれだけを追求してきたわけなのだから。

品川が嫌われる最大の理由も、その現実的な生き方にあるのかもしれない。

現実を踏まえて一歩一歩地道にキャリアを重ねる彼の生き方には、逆にいえば夢がない。

テレビの世界は、圧倒的に美しい俳優やアイドル、天才的な運動神経を備えたアスリート、爆発的に面白い天才芸人たちで満ちあふれている。

そんな中で、戦略的にこつこつと努力を重ねて成り上がってきたような品川の泥臭い芸風は、決して愛されることはないのかもしれない。

しかし、品川はがむしゃらなりに結果を出してきた。

「勝てば官軍」と言う言葉があるが、彼に対する中傷が多いということは、彼が前面に出てきて目に付く場所に居場所をキープできているからにほかならない。

品川は、間違いなく勝ち残る芸人の一人だ。
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