AKB48前田敦子に総選挙1位の特権!? 秋元康をシカトすら無問題!

7月10日に20歳の誕生日を迎えるAKB48チームA･前田敦子の活躍ぶりが止まらない｡

｢第3回AKB48選抜総選挙｣で見事1位の座を奪還｡ステージで彼女が述べた｢私のことが嫌いな方もAKBのことは嫌いにならないでください｣というコメントは､2年前｢自分の人生をAKB48に捧げる｣と宣言した彼女だからこそ重みを感じた｡

『もしドラ(略称)』にて映画初主演を果たしたかと思えば､フジテレビ系『花ざかりの君たちへ～イケメン☆パラダイス～』でゴールデン帯ドラマの主演に初抜擢｡
6月22日には『もしドラ』挿入歌『Flower』で待望のソロデビューを果たすとオリコンデイリーランキング1位を獲得した｡

5年ぶりに復刊した『GiRLPOP』や"艶ボディー"を掲載した『an･an』他様々な雑誌で表紙に起用しており､いかにメディア全体が前田敦子を欲しているかが容易に窺える｡
当然テレビ界も今最も世の関心を集める人物を見過ごすわけもなく､ソロデビューシングル発売日に合わせて各局音楽番組を筆頭に前田敦子をゲストに招く日々が続く｡

6月20日にはフジテレビ系『HEY! HEY! HEY!』に単独出演｡｢動画CHAMP｣コーナーでお笑い芸人･AMEMIYAから一足早い歌の誕生日プレゼントが届けられた｡
前田敦子の趣味趣向や過去の逸話を元にした歌詞に加えて､秋元康から寄せられた直々のメッセージも彼が代理で読み上げた｡

｢前田､もうすぐ､20歳(はたち)の誕生日ですね｡
引っこみ思案だった14歳の君が､
AKBのエースのエースとしてプレッシャーの中で頑張り続け､
今､こうしてソロでHEY!HEY!HEY!に出演させていただいてることを見ると､
君の成長ぶりに驚かされます｡
マイペースで一番､手のかかる君ですが､
これからもわがままに頑張ってください｡
僕のメールに返信しないのは､君だけです｡
でも､そういうところが君の魅力かもしれませんね｡
ダウンタウンの浜田さんや松本さんと上手に絡めるか心配です｡
大人としての自覚を持って､夢への道を進んでください｡
ちょっと早いけど､誕生日､おめでとう｡｣

祝福の言葉の中に混じった､チクっと刺すような皮肉が込められた｢僕のメールに返信しないのは､君だけです｣という一文｡
彼女は思わず笑っていたが､いわば社長と社員に近い関係性において"社員側"の前田敦子が秋元康から送られたメールを無視するのは､一般社会では有り得ない話だ｡

今年1月に放送された日本テレビ系『アナザースカイ』にAKB48主要メンバーと秋元康が揃って出演した時には､前田敦子が2009年9月に開催したNY公演の後､一人写真集の撮影で現地に居残り､同じくまだNYにいた秋元康と二人で二日間晩ご飯を食べに行き､リムジンに乗せてもらったエピソードを告白｡

サラッと話し終えた前田敦子に対し秋元康の方が慌てて｢スタッフも一緒に乗った｣｢前田が頑張ってたからご褒美として｣などと弁解｡｢これだったら全然イイ人じゃん!｣と自ら話の方向を修正するフォローに必死な姿が印象的だった｡
まるで両者の立場が逆転したかのように､秋元康が前田敦子に転がされているのである｡

また､奇しくも｢第3回AKB48選抜総選挙｣でTOP3に名を連ねた前田敦子･大島優子･柏木由紀が揃い踏みとなった2010年10月放送のフジテレビ系『ウチくる!?』で秋元康が各々へメッセージVTRを寄せた場面でも､｢前田は(ウチくるで)ほとんど喋らないと思う｡たぶん､寝てると思う｣と発言｡｢(キャラなので)仕方ない｣とまで言い切った｡
やはり前田敦子に対してのみ格別に容認の幅が広く､秋元康から重宝がられているように思える｡

自分が目指す女優の仕事を貰える過程を築いてくれたのは紛れもなく秋元康なのだから､せめて連絡を受けたら速やかに返信するぐらいの心構えはあっていいだろう｡

AKB48のメンバーが皆口を揃えて秋元康を"秋本先生"を呼称するが､前田敦子の本心は"お金持ちのオジちゃん"程度にしか思ってなかったりして｡

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