ACのCMで最後音声が消えたり流れたりランダムなワケ!

テレビを見ていると､聞こえてくるのはACのCMばかり｡
そんな状況が数日続くと､CMが耳障りに感じる人が増えるのも致し方無いこと｡
番組がCMに差し掛かると音量を0にする､なんて人も少なくないのではなかろうか｡

視聴者からACにクレームが殺到しAC側が謝罪文を発表したのは既報のとおりだが､3月22日放送のフジテレビ系『とくダネ!』ではオープニングトークでテレビ局側のCM対応について語られた｡

3月17日にACは｢すでに音声削除作業を始めており､耳障りさは軽減されると存じます｣と発表したとおり､CMの最後に流れる｢エーシー♪｣という女性の声を消す措置を取った｡

早速翌日頃から順次､民放各局で一部音声削除版のCMが流れ始める｡
とはいえ､既に一週間以上同じCMばかりを目にしている状態｡
仁科親子やオシム元監督､赤星憲広や個々のキャラクターを見飽きてしまった人は多いはず｡
単に最後の企業名フレーズを無くせば良いという話ではない｡

『とくダネ!』メインキャスター･小倉智昭は､テレビ局自体は早く通常のCMに戻したいと考えているが､スポンサー企業側がOKを出してくれないケースが多い為､ACのCMに差し替えざるを得ないのだと説明｡

その上で､フジテレビではACのCMを連続で流す場合に､最後のCMを除いては最後の｢エーシー♪｣部分の音声を削除したバージョンを流しているのだそう｡
よって､音声が流れたり流れなかったりするのには､一応の配慮がなされていると言える｡

但し､この決まり事は全局共通ではなく､音声アリ版を流すも修正版を流すも局の自由であるので､局によっては今でも｢エーシー♪｣と何度も聞こえてきたり､反対に全く静かな場合もあるのだ｡

AC側は現在臨時キャンペーン版のCMを急ピッチで作成中だといい､近日中にもCMそのものを差し替える可能性が高い｡
小倉智昭は被災地に行っている自衛隊やボランティアの人の声を撮って15秒にまとめたメッセージCMが良いのではと提案していたが､果たして採用となるだろうか｡

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