恋して悪魔～ヴァンパイア☆ボーイ～第6話あらすじ完全版

恋して悪魔～ヴァンパイア☆ボーイ～

[第6話]

08/11放送

「顔も見たくない！」ルカ（中山優馬）に言われた真琴（加藤ローサ）はショックを受ける。いつ自分はルカを傷つけてしまったのだろうか。思い悩みながらも、私生活では藤井（姜暢雄）との結婚への準備が着々と進んでいた。

ルカは夜、夢にうなされるようになっていた。そんなるルカをカイト（近藤雅彦）は心配していた。

翌日、ルカが学校へ行くと、真琴が待っていた。真琴はルカに「顔も見たくない！」という理由を説明させるが、ルカはその場を去ろうとする。そんなルカを追いかける真琴の姿を藤井と理事長（高橋ひとみ）が見ていた…。

演劇の準備を手伝ったことで、ルカがクラスの生徒たちの輪の中に徐々に馴染みはじめていた。

このところルカは断片的な記憶に悩まされるようになっていた。この日も教室で断片的な記憶に悩んでいたルカは、ひとり教室を抜け出し音楽室へ。そこに香織（桜庭ななみ）がやってきて「黒宮君が好き」と告白すると、ルカの頬にそっとキスをして音楽室を出て行った。
その姿を目撃してしまった真琴は動揺するが、その様子を理事長が見ていて、真琴を注意する。
生徒と男女の仲だと噂になることを心配していたのだ。

水泳の授業を見学しているとき、たまたまクラスメイトとぶつかってプールに落ちてしまう。そのときルカは過去を思い出してしまう。自分が学だったことを…。
高校生のとき、海で溺れていた子供を助けるために飛び込むが自分も海に沈んでしまう。打ち上げられた岸で、カイトに救われ、首筋をかまれたのだ…。

夜、ルカは真琴の家の玄関にしゃがみこんで真琴の帰りを待っていた。ルカは自分が学だと伝えようとするが、結局、言えずにその場を去ってしまう。

翌日、真琴の教室では生徒たちが真琴のためにサプライズを用意していた。真琴が教室に入るとクラッカーが鳴り、みんなが教壇に集まって結婚を祝福してくれた。そんな真琴の姿を見ていたルカはひとり教室を抜け出し、音楽室へと逃げ込んだ。
ピアノの椅子に座ったルカは、まだ自分が人間だった頃、真琴と過ごした高校時代に弾いていた曲を弾き始めると、真琴との想い出が次々と浮かび上がってくる。ルカの頬には涙が…。
当時、この曲を弾いていると、いつも同じところでつっかえる癖があった。今日も、やはりそこで指が止まる…。「なんでいつも同じところでつっかえるの？」いつも真琴に笑いながら指摘されていたところだ。

「なんで、そこで間違えるの？答えて…」

音楽室の入り口には真琴が立っていた。ルカが無言で音楽室から出ようとすると真琴は声をかける。

「学なの…？」

思わず振り返るルカ。
その瞳は涙で濡れていた…。

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