恋して悪魔～ヴァンパイア☆ボーイ～第2話あらすじ完全版

恋して悪魔～ヴァンパイア☆ボーイ～

[第2話]

07/14放送

満月の輝く夜に起こった真琴（加藤ローサ）とのアクシデントで、ついに牙が生えたルカ（中山優馬）。しかし、「あの女だけはあり得ない」と吐き捨てた。ルカにとってもっとも鬱陶しい女が“運命の女性”だと認めたくないようだった。

一方、学校に出勤早々、副理事長の藤井（姜暢雄）に呼ばれた真琴は、ルカに対してPTAから苦情が入っていることを伝えられる。大きなトラブルが起きないうちに、理事長で藤井の母・咲子（高橋ひとみ）は早々に転校させるべきだと言っているらしい。
それを聞いた真琴は、もう少し時間をほしいと訴えた。

真琴の想いをルカは知るよしもない。クラス全員でがんばっている合唱の練習に、ルカは一度も現れなかった。ボランティア活動で老人ホームを訪問し、歌を披露する日は近づいていた。

早く女の血を吸って、大嫌いな人間の世界を離れたい！　そんなルカだったが、くだらない話で盛り上がり、泣いたり、笑ったりする女子高生の血を吸う気にはとてもなれないでいた。

そんな中、図書館で静かに調べ物をしている香織（桜庭ななみ）に目をつける。

次回、演劇部で演じる演目を探している香織に、ルカは『ドラキュラ』の小説を薦めた。彼女の血なら吸える…。ルカが近づいたときに他の男子がやって来てしまい、結局、失敗する。

人間を嫌うルカに、吸血鬼の先輩・カイト（近藤真彦）は「仲間のふりをして人間界に溶け込め」とアドバイスする。

いよいよ明日は、ボランティアの日だ。
結局、一度も合唱の練習に来なかったルカをボランティアに誘うため、真琴はルカが居候している『しんじょう』を訪問し、「黒宮くんだってクラスの仲間なんだから。待っているから！」と合唱に参加するように訴えた。

ボランティアの当日。
結局、合唱にルカが参加することはなかった。
ところが…ルカは老人ホームにやって来たのだ。香織は、来てくれただけで進歩と喜んだ。
ルカは、老人のために歌を歌って喜びあっている生徒や老人たちを黙ってみていた。

その後、ルカはカイトに会ったとき、質問をする。
「どうせ死ぬのに、どうして一生懸命なんだろう？」。
ルカの問いに、カイトは、「限られた時間を精一杯生きようと必死なんだ」と説明。
永遠の命と、変わらぬ美を持つヴァンパイアには「無意味な発想だ」と付け加えた。

翌日、音楽室でルカがピアノを弾いていた。それは、合唱の演目だった「翼をください」。
そこに現れた真琴は、片手でメロディを弾いているルカの横に来て、メロディに合わせて伴奏を弾き始める。
すると、ルカの牙が…。

ルカは真琴に襲いかかるが、突然、気絶をしてしまう…。

ルカが目覚めたのはカイトの部屋だった。
ルカの体は限界に近づいていた。
「牙の生えたヴァンパイアは、次の満月までに人間の女の血を吸わなければ死んでしまうのだ」と、カイトに告げる。
思いもしなかった“死の宣告”に、衝撃を受けるルカだった…。

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