エジソンの母第4話あらすじ完全版

エジソンの母

[第4話]

02/01放送

賢人（清水優哉）は、何にでも興味を持つ小学1年生。興味を持つとそれに向かってまっしぐらだ。
そんな賢人が公園を作る現場に遭遇する。楽しそうに工事の様子を見る賢人は、いつしか、工事現場で働くイタリア人と仲良くなる。すっかり「公園ができるまで」の作業工程に夢中になった。

そんなある日、1年2組は鉛筆工場へ社会科見学に出かける。工場内を見学したあと、最後に、鉛筆作りと工場について質問の時間が設けられたが、そこで、賢人の質問がきっかけになり、またまた大騒ぎになる。工場で働く話から、いつしか、人間の平等についての話になり、さらには、憲法の「国民の3大義務」にまで話が及ぶ。

「じゃあ規子先生は、お金持ちと貧乏のどちらが好きなの？」

子供達に回答を求められた規子（伊東美咲）は、とっさに「貧乏よ…」と心にもないことを言ってしまい、自責の念に駆られる。

プライベートでは、規子は、佐々木則和（安田顕）との関係を、少しずつ進展させていた。そして、お互いを名前で呼び合う仲まで発展する…。

一方、規子の元カレ美浦（谷原章介）は、賢人に興味津々で、彼を自分の勤める大学の研究室に誘う。
「今、君が一番知りたいのは、何かな？」美浦の問いに、賢人は「人間の平等」ですと答えると、美浦は書架から憲法の本を取り出し賢人に渡す。賢人が「人間の平等」の意味を美浦にたずねる。

「どうして、どうして人間は平等のはずなのに、お金持ちと貧乏がいるの？どうして、お母さんは日曜日も働いて、お昼寝が出来ないの？どうして？」

その問いに、美浦はわかりやすい言葉で、しかし、現実をきちんとみつめた回答を賢人にきちんと教えたのだ。

「ありがとう、パパ。あ、間違えた、オジサン！」
賢人の言葉に、美浦は心が温かくなる不思議な感触を覚えていた。

翌朝、学校に登校すると、校長先生（田中要次）が校旗をあげるのに苦労していた。それを見た賢人は、校長先生に「僕が発明家になって、楽に旗があがるようにします」と宣言する。「そうか。がんばってな…」校長先生は賢人の頭に軽く撫でる。すると、賢人は、さらに「先生、僕はみんなが幸せになれる機械を発明します」続けるのだった。

1時間目、この前の社会科見学で子供達から「年収が低い」とメチャメチャ言われた、鉛筆工場のお兄さん来ていた。彼は、子供達に「僕は年収が低くて、どちらかといえば貧乏だけど、大好きな人と結婚をして、会社ではとても素晴らしい上司に恵まれ、充実した仕事ができて、今、とても幸せなんです」と話す。彼が「お金がなくても幸せなんだ」ということを、子供達に優しく説明すると、賢人は目をキラキラと輝かせて席を立ち「ブラボー!!」と、お兄さんに拍手を送った。すると、クラスの子供達はみんな「ブラボー!!」と言って、お兄さんに拍手を送ったのだ。温かい拍手がいつまでも、1年2組の教室から響き渡っていた…。

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