｢SMAP×SMAP｣緊急謝罪生放送の裏側! 木村拓哉と残り4人の対立激化!?

1月18日放送のフジテレビ系『SMAP×SMAP』で､一部内容を変更し､解散騒動で関係者やファンに迷惑をかけた事を番組冒頭で謝罪したSMAPの5人｡解散か存続か､はっきりとした部分には言及しなかったものの､今後も活動していくものと見られる｡

元々は､SMAPの国民的アイドルグループへと育て上げたチームマネージャーがジャニーズ関連会社の取締役を退任して独立する意向を示し､木村拓哉を除く4人のメンバーも彼女の後を追い事務所を退所する意思表示をしていた｡しかしながら､木村拓哉が間に取り持つなどの尽力により話し合い･謝罪の場が設けられ､全員が事務所に残留する方向で事態は進んでいる｡

チームマネージャーが退任を決断したのは､ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長との対立が大きな原因とされているが､『週刊新潮』ではそのメリー喜多川氏が独占インタビューに答え､SMAP解散騒動の実情について言及した｡

｢私の友人からの伝言で､田邊さん(※田辺エージェンシー社長)が､私に『4人を元に戻してくれないか』と言ってらっしゃるのを知りました｡田邊さんは､SMAPはひとつであるべきだし､ジャニーズ事務所を出てはいけない､とのお考えだったようです｡
田邊さんによれば､中居に対して､あとの3人をきちんとまとめて､ジャニーズ事務所に挨拶に行くこと､そして､仲間が1人､ある意味ケンカみたいになっているのだから､木村にも謝ってきなさい､と既にきちんと伝えてあるとのことでした｣(引用:週刊新潮)

タモリら､SMAPと親交が深いタレントが所属しており､業界内でも大きな権力を持つ大手事務所の社長に促されたことで､メリー喜多川も彼らを受け入れる心の準備をしていた模様｡ところが､いつまで待っても謝罪に来ず､最終的に4人がやって来たのは､生謝罪の前日､1月17日の夜だったという｡

｢きちんと言っておきたいのは､私は4人を追い出したわけでも､受け入れないと言ったわけでもありません｡むしろ田邊さんから言われて『受け入れます』とお返事をしました｡それなのに､誰も挨拶に来なかった｡これははっきりとさせておきます｣(同)

その後､18日朝に『SMAP×SMAP』の一部生放送が決定｡草なぎ剛は｢ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれた｣と述べ､事務所に対する誠意を示したが､この言葉を当初はリーダー･中居正広が言う予定だった｡
ところが中居正広はこれを拒否｡場の空気を察して､草なぎ剛が代わりにこの､おそらく最も大事とされていたであろう､言葉を述べる展開に至った｡

スタンバイの楽屋も､残留組の木村拓哉と独立側の残り4人で別室だった｡ジャニーズ事務所の指示なのか､番組スタッフの配慮なのか定かではないが､グループ内の不穏な空気は解消されたわけではない｡リーダーのポジションは中居正広のままだというが､木村拓哉の立場は今後大きく変わる｡他のメンバーも､一度反旗を翻した以上､今までどおりの活動はできない｡

木村拓哉が生謝罪で"空中分解しかねない"と言及したが､本当は既に分裂状態なのではなかろうか｡

◆関連ニュース