コミケ参加者をわざわざ公開処刑した｢めざましテレビ｣!

8月10日､東京ビッグサイトにてコミックマーケットが開催された｡会場には約21万人が訪れ､過去最高来場者数を記録した｡

同日は東京湾大華火祭､お台場合衆国もあり､お台場は最もアツい一日を迎えた｡8月12日放送のフジテレビ系『めざましテレビ』では､お台場のカオスっぷりをまとめたVTRを流したのだが､最後に余計な演出が加えられていた｡

コミケ会場からは､東京ビッグサイト周辺に集結したWi-Fiの機材を背負う"Wi-Fi忍者"や､熱中症で救護室に運ばれる参加者が続出する様子を紹介｡一方花火大会に向けて早朝から席取り合戦が繰り広げられており､近隣の施設も準備に取り掛かっていた｡

午後4時にコミックマーケット一日目が終了｡ちょうど夜に東京湾花火大会が控えていたので､コミケ参加者70人に｢花火を見ますか?｣とアンケート調査｡
すると､70人全員が｢いいえ｣と回答｡コミケと花火大会の客層は全く被っていないという結論を導きだした｡

スタジオでは｢コミケの人達は全く花火に興味が無いんだね｣などとトーク｡コミケ参加者､つまり二次元の世界が好きなオタク層は花火大会のようなイベントに関心を示さないと小バカにしたような雰囲気だった｡
70人中0人の結果が想定通りなのか予想外だったのか定かではないものの､東京湾大華火祭のVTRでは大学生カップルが仲睦まじく花火を楽しみ､駅周辺が混雑して一時間近く辿りつけなかった模様を伝えた｡

フジテレビが二次元好きな層から嫌われがちなのは､こういった演出を挟み込むからではなかろうか｡純粋にコミックマーケットで販売された商品や会場内の様子を紹介すればいいものを､わざわざネガティブな部分を混じえる｡
生粋のアニオタである松尾翠アナウンサーがいない日にアニメ関係の特集をやると､ロクな事がない｡

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