東ちづるが夫･堀川恭資の壮絶な闘病生活を激白…夫婦愛が感動を呼ぶ!

人気サスペンスシリーズ『温泉若おかみの殺人推理』などで知られる女優･東ちづるが7月9日放送の『解決!ナイナイアンサー』に出演｡夫の壮絶な闘病生活について語り､大きな反響を呼んでいる｡

東ちづるは2003年8月､和食店経営の堀川恭資と9年間の事実婚状態を経て結婚｡6年後の2009年8月にはウェディングパーティを開き､幸せの絶頂にいた｡ところがこの時､夫の体は病魔に蝕まれており､2010年夏頃に夫がジストニア痙性斜頸という難病であることが発覚｡これは､首の筋肉が緊張してしまったり､痙攣してしまう病気のこと｡

この日の放送は､｢夫が目の光を失うまで730日全記録｣というテーマで､川島なお美が夫でパティシエ･鎧塚俊彦の闘病生活を支える姿を紹介｡VTR後には､スタジオに集まったゲストも自分や近い人間の闘病生活について明かし､話は東ちづるに回ってきた｡ナインティナイン･矢部浩之に話をふられた彼女は､｢そうなの､家(の旦那)絶賛難病中だよ｣と冗談ぽく言ってみせたが､その顔は少し引きつっているようだった｡彼女は闘病生活を見守る苦労について話し始めた｡

東ちづるいわく､｢この人が寝たきりになっても､どうなっても､こいつと一緒だったら面白いな｣と思い､大きな愛と覚悟で結婚を決意｡まさかその相手が難病にかかるとは予想もしてなかったとして､｢どんだけ覚悟しても足りない｡もう仕事終わったらガァー帰って､『頼むから生きといて』みたいな｣と毎日が気が気でないと告白した｡

この生活が数年も続いているというから､彼女の苦労が伺える｡東ちづるは､｢(夫の病気を)受け入れることは大切｣だとして､｢『僕は生きてる意味があるんだろうか?』て言ったらどう言おうかな｣などと夫を励ますシミュレーションを繰り返しながら､夫の病気に向き合っているとのこと｡彼女が言った､｢あなたが問うではダメです｡あなたは問われています｡この病気になったらあなたはどう生きるのか､あなたが問われています｣という､厳しくも愛のある励ましの言葉には会場から多くの共感を呼んだ｡また世間からも､｢東ちづるの強さすごいわ｣などといった声が寄せられている｡

現在は治療のおかげで､軽い散歩や運転などが出来るまでに回復しているという夫の病気｡昨年､『女性セブン』のインタビューでは､｢3年ぶりに温泉に行こうって話もしてるんです｣とも語っていた｡

幸せな結婚をしても､東ちづるのように､相手の将来に何が待ち受けているかは分かり得ないのが現実｡結婚は生半可な気持ちでは出来ず､東ちづると同じ位の覚悟と大きな愛を持つことが必要なのかもしれない｡

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