｢探偵!ナイトスクープ｣でケツ丸出し､オナラを女性に嗅がす放送事故!

11月16日に放送された朝日放送『探偵!ナイトスクープ』が一部視聴者の間で物議を醸している｡

32歳女性から｢オナラの臭いを思いっきり嗅ぎたい｣という依頼が寄せられ､松村邦洋が本人のもとを訪れた｡彼女は幼い頃から家族全員自由にオナラをする家庭に育ち､自分のオナラが臭いと言われてから興味を持ちだしたという｡オナラの音を聞きつけるとすぐさまそのお尻めがけて走っていくのだが､数秒の間に臭いが薄れ､今まで満足いく臭いに出会ったことはないのだとか｡

松村邦洋が｢試しに僕の嗅いでみる?｣と尋ねると彼女は｢はい｣と答え､四つん這いになった松村邦洋のお尻にギリギリまで顔を近づけた｡豪快な音が室内に響く､いかにも臭そうなオナラを放ったが､彼女は｢良い感じです｡でもまだまだです｡これぐらいの臭いならそこら辺にいっぱいいます｡｣とバッサリ｡

そこで､牛肉･ニンニク･豚骨ラーメン･餃子といった特定の料理を3日間食べ続けた男性4人を用意｡溜まりに溜まった臭いオナラを彼女に嗅がせてあげようと､ズボンを脱ぎ下半身丸出しになって､肛門にホースを当てガムテープでしっかり臭いが漏れないよう貼りつけた｡
男性が全員スタンバイを終えると､オナラが出そうになった人から合図を出し､彼女がそのホースを鼻に当て臭いを確かめる｡

餃子だけを食べた男性は思ったほど臭いがせず､納豆やチーズ等発酵食品を食べ続けた男性の臭いは｢甘い系ですね｡爽やかな｣とコメント｡松村邦洋は卵ばかり食べていたため､彼女は｢卵だ! 卵の臭い｣とハッキリ分かった様子｡スタンバイしていた別の男性に嗅がせてみると｢うわっ､臭っ!!｣ともん絶｡念の為だが､彼の方が正しいリアクションである｡もう一度彼女が嗅ぐと､｢温泉に入ってる気分ですね｣と一般人には理解し難いコメントをした｡

放送直後から視聴者の不快感がネット上を中心に噴出｡｢気持ちが悪かったです｣｢バラエティの域を超えていた｣｢今回のは酷過ぎます!!｣｢不愉快です!｣など､当然と言えば当然の批判の声が上がった｡
数々の苦難を乗り越えてきたお笑い芸人たちでさえ､スタジオでVTRを鑑賞し言葉を失い､局長･西田敏行も｢こんな事やるのは『探偵!ナイトスクープ』だけだね｡その勇気に拍手｣と強引に番組を締めくくるしかなかった｡

画面を通じて見ている側にも臭さが漂ってきそうなこの企画｡満足したのは､女性本人と､一番臭いオナラを出した中年男性だけであった｡

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