荒牧陽子は｢スター☆ドラフト会議｣から消え福田彩乃に敗北する厳しい状況だった!

ものまね新女王と呼ばれる荒牧陽子が､2013年1月より芸能活動を一時休養することを発表した｡
所属事務所によれば､ものまねの為に喉を酷使して歌を歌えなくなる恐怖から精神的ストレスを抱えていた｡また､ここ数ヶ月は体調が芳しくなく､歌うことに対して初めて｢苦しい｣という感情を抱いたという｡

荒牧陽子はカラオケのガイドボーカルを主な仕事としており､抜群の歌唱力が評価され2011年7月に日本テレビ系『スター☆ドラフト会議』に出演｡度肝を抜かれるハイクオリティなものまねを披露し､一躍時の人となった｡
一時期は荒牧陽子が出演する時間帯は視聴率が上がるとされ､同番組はほぼ毎週のように"視聴率要員"として起用｡｢ものまね10人メドレー｣｢ご本人登場｣｢CD聴きくらべメドレー｣等､様々な企画に挑戦してきた｡

しかし2012年下半期になると露出は激減｡『スター☆ドラフト会議』最後の出演は7月24日｡その間､なんと"第二の荒牧陽子"の肩書きでを引っさげた現役OLの古屋ひろこが同番組に登場｡荒牧陽子に負けず劣らずのものまねを披露して評判を呼ぶと､8月には二度目の出演｡さらに日本テレビ系『THE歌マネ･チャンピオンシップ生放送』『メレンゲの気持ち』､TBS系『はなまるマーケット』にも出演して活躍｡移り変わりが速いテレビ業界ならではの残酷な世代交代を予感させた｡

今年9月に放送された日本テレビ系『ものまねグランプリザ･サバイバル』にて､荒牧陽子は年末に行われる『ザ･トーナメント』への出場権を懸けて､福田彩乃と対決した｡福田彩乃といえばローラのものまねが有名｡荒牧陽子とは対照的なタイプかと思われたが､歌の実力も相当なもので､安室奈美恵の｢CAN YOU CELEBRATE?｣を熱唱｡荒牧陽子も元ちとせの『ワダツミの木』で対抗｡軍配は福田彩乃にあがり､荒牧陽子は年末への出場権を失った｡福田彩乃は同日のMVPを獲得した｡

荒牧陽子は自身のブログにて休養に関して｢私なりに考えて考えて考えて出した結論です｡といっても歌が歌えないわけでも嫌いになるわけでもなく喉を大切にしっかり静養､負担無く微調整しながら今年いっぱい駆け抜けたいと思います!｣(一部抜粋)といった前向きなコメントを掲載｡｢だってあたし一生歌うし（＾ω＾）!!!｣と引退は完全否定している｡

テレビ番組に引っ張りダコだった時期は､次々と新しいネタを用意しなければならず､相当ハードな日々を過ごしていたに違いない｡
実際､テレビでの露出が減ったのは事実だが､ディナーショーは全国各地で開催しており､12月18日に名古屋観光ホテル､同19日に神戸ポートピアホテルでの開催も控える｡

一時休養という状況を逆手に取り､今後はイベントをメインに据えて息長く活動する方向に転換するのも一つの手なのではなかろうか｡

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