｢DASH村｣が原発問題で廃村へ!? 緊急移転案も浮上!

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は､福島県内に位置する｢DASH村｣にも直撃｡
地震発生時は大きな揺れを観測したというが､14日に番組HPにて
｢今のところ､建物や施設に重大な損壊はなく､出演者ならびに全スタッフの安否はすべて無事が確認されています｡また､動物たちも無事です｡｣
と正式に発表｡

｢全ての撮影や作業を中止しております｣と安全第一に配慮した対応を取ったが､村の存続自体に影響を及ぼす事態には至らなかった｡

その矢先､福島第一原発が爆発｡大量の放射能が放出し半径30km以内から退避指示が出された｡
｢DASH村｣には番組スタッフが常駐､TOKIOに農業を指導する農作業者も近隣で生活している｡
止む無く16日までに､出演者･スタッフ一同全員が村から引き揚げた｡

今後､村を維持する為には人手が不可欠だが､身体に有害な放射能を浴びる危険性に晒されている限り､｢DASH村｣に近付くことはおよそ不可能｡
となると残された選択肢は現在の場所を廃村する他ない｡

『東京スポーツ』によれば､廃村についてTOKIOの面々は納得していないそうで､東京･奥多摩の山間部に一時的に移転させる案も浮上しているという｡

｢DASH村｣は日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』の企画として2000年からTOKIOが地元農家の方々に一から農業を教わりながら手塩にかけて育ててきた､番組の象徴であり彼らが築いた貴重な財産｡
廃村案にあっさりと頷けないのも理解出来るが､番組倫理の観点からも福島県内退避地域に立ち入ることは許されざる行為｡

潔く移転し､またTOKIOが愛情を込めて新たな村を作っていくのなら､きっと多くの視聴者が応援してくれるはずだ｡

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