尾木ママ､実は教師が嫌いだった! 彼が教育評論家の道を選んだ理由!

フジテレビ系『ホンマでっか!?TV』他､TBS系『ひるおび』等数多くの情報/バラエティー番組に出演中の人気教育評論家･"尾木ママ"こと尾木直樹｡

2月19日には自身のオフィシャルブログに一日46万件以上のアクセスが殺到｡
同じく『ホンマでっか!?TV』に出演する経済評論家･門倉貴史が番組辞退を発表した影響はあるものの､独特のオネエ口調は視聴者からも大好評｡
今や押しも押されぬ人気有名人の一人だ｡

"尾木ママ"という名の通り､バラエティー番組ではオカマキャラが先行しがちな尾木直樹であるが､本業は教育評論家の第一人者｡
同業界で彼を知らぬ人はいないと言われるほど､長年の経験と知識に基づく教育論に耳を傾ける者は多い｡

ところが意外なことに､尾木直樹自身元々は教師という存在が大嫌いだった｡
1月18日にゲスト出演したTBS系『はなまるマーケット』によると､高校時代教師とケンカして落第した経験があるそう｡
その先生は生徒の話に耳を貸さず威張ってばかりで､以降教師に対し良いイメージを持っていなかった｡

数年後､就職活動をする際家族に自分はどの職業が向いているか相談すると､親から返ってきた答えは｢教師｣｡
｢何故自分が!?｣と違和感を覚えたが､｢嫌な思いをたくさんしてきたあなただから､そういう子の気持ちわかってあげられるんじゃない?｣と親はアドバイス｡

この一言が心に刺さった尾木直樹は教師の道を歩み始め､現在法政大学教授兼教育評論家として教育現場に鋭く切り込んでいるのである｡

同番組では相談コーナーも設けられ､実際に子育てに悩んでいる親御さんから寄せられた多数のメッセージの内いくつかの質問に回答した｡

1､｢子どもを叱る時はどうしたらいいですか?｣
尾木ママの回答:｢どうしたの?｣と訊く｡
⇒叱られるのは本人が一番分かってるから､子どもの言い分を聞くのがまず大事だという｡子供に理由を尋ねると時に嘘の弁解をするかもしれないが､それはそれで納得し子供の言葉を受け止めて親側が｢そうだったの～えらかったね～｣や｢そうしてくれたの～ありがとね～｣と声を掛けてあげることが重要だと説明した｡

2､｢勉強をさせる方法は?｣
尾木ママの回答:誉めてあげる
⇒当たり前のように聞こえるが､テストの点数が5点だろうが15点だろうが誉めてあげる事が大事で､｢じゃあ次は30点目指そうね｣などと前向きな言葉を掛けるべき｡甘やかしや怠惰に繋がる可能性もあるのでは､と思われるが彼曰く子供は本能的に向上心を持っているため､それを阻害しないことこそ最も重要だと語った｡

3､｢反抗期の子どもの接し方は?｣
尾木ママの回答:引き際
⇒何も言わないのもダメ､かといってネチネチしつこく叱るのもダメ｡一回しっかりと注意してあとは引く｡このタイミングが鍵を握るという｡反抗期の子供は独自の発想がたくさん溢れている時期で､言い争いをしても大人が負ける運命にあると言い､だからこそ一回ビシッと言ったら後は子供に自分で考えさせれば良いとのこと｡

口調が優しいが､発せられる言葉には非常に重みがある｡
自身も学生時代苦悩の日々を過ごしてきたからこそ､今教育評論家として子供達が幸せに育つにはどうすれば良いのか親身になって考えられるのだろう｡

尾木ママは2011年も各方面から引っ張りだこになること間違いなしだ｡

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