浅草キッドがNHKで"タマ"を解禁! 生放送でギリギリトーク!
たけし軍団の一員として芸人としてのみならず、ワイドショーのコメンテーターとしても活躍している、水道橋博士と玉袋筋太郎から成るお笑い芸人浅草キッド

玉袋筋太郎は、芸名で下ネタであることから、ゴールデンタイムなどその名が相応しくない時間帯の番組に出演する際は"玉ちゃん"・"知恵袋賢太郎"など別名を名乗って登場しており、NHKの番組に出演する時も同様の措置を取っていた。

しかし、6月3日に放送されたNHK総合『スタジオパークからこんにちは』で、遂に"解禁"の日を迎えることとなる。
水道橋博士は番組のオープニングで、
「今日(スタッフに)『ギリギリの球投げて下さい』って言われたんで」
と意味ありげな予告をし、いざ本番がスタート。

すると早速、自己紹介で玉袋筋太郎が、
「わたくし、あの、訳あって"玉ちゃん"っていう風に。訳あって。元々の名前は・・・・・・、いいんですね? いいんですよね、やっちゃって。玉袋筋太郎でございます。」
と正式な芸名を発したのだ。『スタジオパークからこんにちは』は生放送。編集は一切出来ない。

トークでも浅草キッドは良い意味で気を使わず、壮絶なエソードを次々とぶっ込んでいく。
二人が修行を積んだ浅草フランス座時代には、ジュウシマツ(スズメ目カエデチョウ科の鳥)を飼っていたがあまりに困窮したため食用にしたという話を語り、彼らの師匠・ビートたけしは同じくフランス座時代に鳩を食ってたというエソードも明かした。

ロクに給料も支払われない苦渋の待遇を味わった浅草フランス座は、彼らの芸人生活の原点にはなっているものの、現在一般的となっているお笑い養成所とはあらゆる面において程遠いものであった。

また、浅草フランス座に浅草キッドが住み込みしていた頃、水道橋博士の親が酷い仕打ちの話を聞きつけ実家の岡山県から連れ帰りに来たそうで、母親は3日連続で浅草の安ホテルに泊まったのだが、そのホテルがハッテン場(ゲイが性行為を行うところ)だったため毎晩男同士の情事中の声がきわたり、水道橋博士母親は東に呆れて帰した、というエソードも披露した。

水道橋博士が息子と一緒にドラマ『龍馬伝』を見ている時の写真を紹介した時にも、
「あんまり本棚は映さないで下さい。TENGAが映っちゃうんでね。」と確信犯的にコメントした。

さらに、「殿(ビートたけし)が『俺もこの芸術章貰ってよ、今、俺、ソープに凝ってるんだよな』って言ったんですよ。すごいこれ、僕印象に残るっていうか。凄いなーと思って」と、NHKの生放送でゲイ・オナホール・風俗と見事に下劣な単語をこれでもかと連発。
ただやみくもに発するのではなく、きちんとトークの流れの中で随所に放り込む様はさすがの一言。

水道橋博士放送終了後、自身のTwitterで、
「『スタジオパークからこんにちは』に生出演。NHKの昼の公開生番組に出演するのは初めてだ。『ギリギリでお願いします!』と『じゃあ幾つか内角球ブツけます!』と。本番、NHKでは一度も使われたことがないだろう日本語をまぶして投げてみる。その配球の楽しさを満喫。」
と述べており、NHK側もあえてギリギリトークをするよう頼まれていたことを明かしたが、"配球"は全てデットボールすれすれのストライクであったと言えるだろう。
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