EXIT･兼近大樹､｢テレビは嫌われてる存在だと気付け｣と業界に苦言!

お笑い芸人･EXITの兼近大樹が､フジテレビ系『ワイドナショー』にゲスト出演した際､テレビスタッフの横柄な態度を改善すべきだと訴えた｡

尾瀬国立公園を歩いていた観光客が､テレビ局のスタッフが掲げていたパネルに｢只今､番組の撮影中です｡10分少々お待ちください｣と書いてあるのをネット上に投稿｡撮影によって多くの人が迷惑を受けたと批判の声が上がっていた｡

兼近大樹は､こうしたテレビ局社員による行為について､｢テレビって嫌われ始めているのを自覚したほうがいいと感じていて｡やっぱり邪魔ですよね､見てない人たちからしたら｡『なに意味のないもの撮ってるんだよ』っていう感覚でずっと生きてましたし､『うるせーな』とか思ってました｣とコメント｡

｢一般の方とかゲストに出てくださるのに横暴に接して､芸人さんとかにはこちらですみたいな｡逆って! 一般の人に配慮して我々はテキトーでいいって｡何かわからないけど『テレビ様です』っていうのを感じるなっていうのを日々思っている｣と､タレント特にベテランに対しては非常に腰が低いくせに､一般人に対しては年齢関係なく横柄な態度を取りがちだと苦言を呈した｡

兼近大樹のような若い世代は､そもそもあんまりテレビ番組を観ない｡それなのに､自分が行きたい場所で｢少々お待ちください｣と通行止めされたら､イラッとくるだろう｡観光客にとっては､テレビ収録など関係ない話｡進行が遅れようがどうでもいいことだ｡
テレビが絶対の時代はとうに終わっている｡それをまだ業界内の人は認めたくないのかもしれない｡

◆関連ニュース