｢とくダネ!｣が登山家･三浦雄一郎を故人と表示&BPOが放送倫理違反!

フジテレビ系『とくダネ!』2月8日放送回で､スキープレイヤー及び登山家として活動する三浦雄一郎を､"故･三浦雄一郎"と死者扱いする事態が起きた｡

元モーグル日本代表の三浦豪太氏が､平昌五輪の出場選手について解説を繰り広げている際､彼の父親でもある三浦雄一郎との2ショット写真を公開｡その時､テロップで"故･三浦雄一郎"と表示されたのだ｡
小倉智昭らもすぐに気付き､｢三浦豪太君のお父様､今も大変お元気で､もう1度エベレストに行くんだと仰っています｡その三浦さんに対して大変失礼なスーパーを流してしまいました｡申し訳ありません｣と謝罪の言葉を述べた｡

『とくダネ!』は先日､2017年7月､医師法違反事件で逮捕された容疑者として､全く別の人物のインタビューを放送｡誤って第三者を犯人扱いするというあってはならないトラブルを起こした｡
さらに8月には､OA時点でまだ書類送検されていなかった京都府議会議員を｢書類送検された｣と説明｡虚偽の情報を流したとして､同番組内でも謝罪していた｡

BPOは､上記の不祥事について､｢日本民間放送連盟放送基準に抵触し､放送倫理基本綱領にも反している｣と判断｡その矢先､冒頭の三浦雄一郎を巡る誤表示があり､ますます視聴者の信頼を損なっている｡
特に"故人"の件は､インターネットで少し調べればすぐ判明するもので､制作スタッフの怠慢が明るみに出た結果と言えるだろう｡

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