携帯操作中にホームから転落、はねられ死亡 

5日朝、首都圏のJRで人身事故が相次ぎ、ダイヤが大きく乱れた。JR東日本によると、通勤通学客22万人以上が影響を受けた。

午前8時20分ごろ、横浜市鶴見区鶴見中央1丁目のJR京浜東北線の鶴見駅で、携帯電話の操作をしながら歩いていた同市の派遣社員の男性(31)がホームから転落し、南浦和発磯子行きの普通電車(10両編成)にはねられ死亡した。

神奈川県警鶴見署の調べでは、男性はホームの白線の外側を歩いていたといい、過って転落したとみられる。

JR東日本によると、この事故で同線や東海道線、横須賀線で計20本が運休、計31本で最大約40分の遅れが出て、約10万3千人に影響した。

また、午前7時25分ごろ、東京都国分寺市のJR国分寺駅で60歳ぐらいの男性がホームから落下。大月発東京行き通勤特快電車にはねられ死亡した。中央線は東京-高尾の上下線で一時運転を見合わせ、18本が運休した。小金井署によると、自殺を図ったとみられる。(松野)


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