ケンタロウ高次脳機能障害で両手足麻痺… 復帰絶望で海外療養も視野!?

今年2月､首都高速道路をバイクで走行中に転倒し､約6メートル下へと落下､頭部骨折などの重傷を負った料理研究家･ケンタロウ(39)｡
事故から半年､復帰が噂されるどころか､レギュラー番組『太一×ケンタロウ男子ごはん』(テレビ東京系)からの降板が決定｡
容態すら報じられないことから､ファンの間では不安の声が上がっている｡

そんな中､『女性自身』がケンタロウの現在の様子をキャッチ｡
容態は思わしくなく､テレビ復帰はほぼ絶望的な状態だという｡

｢ケンタロウさんは､両手両足が麻痺してベッドの上ではずっと赤ちゃんのような姿勢でいました｡
意識はありますが､高次脳機能障害といって､記憶ができないこともあるようです｡言葉も発するのがやっとの状態｡感情表現もほとんどできず､食事も鼻からチューブを通して取っていました｡
入退院を繰り返し､現在はリハビリ専門の病院に転院されたようです｣(病院関係者:女性自身)

寝たきりの状態のケンタロウは全身の筋力が低下し､体重は10キロ以上も減ったとのこと｡
その姿は､テレビに出ていたころとはすっかり変わってしまったという｡

そんな彼を献身的にサポートしているのが､妻でライフスタイリストの大谷マキさん(おおたにまき=38)だ｡
彼女は神奈川県三浦郡葉山町にある自ら改築したお気に入りの自宅を離れ､夫の看病のため都内のマンションへ移り住んだという｡

｢マキさんは､毎日欠かさず夫のもとへと通っています｡
夫に向かって､『今日､こんなことがあったよ』とか『トイレ行きたい?』など積極的に話しかけているそうです｡
状況は厳しくても､そうして話しかけ続けることで､少しでも夫の反応がよくなってくれることを祈っているそうです｣(ケンタロウ夫妻の知人:同)

高次脳機能障害を抱え､両手足が麻痺している以上､ケンタロウの料理研究家としての復帰はほぼ絶望的｡
大阪府八尾市にある半田クリニックの半田宏院長も､
｢脳神経というのは一度ダメージを負うと回復しませんから､今後についてはかなり厳しいと言わざるをえません｣(半田宏院長:同)
と語っている｡

それでも､妻のマキさんは夫の回復を諦めていない｡
なんと､場合によっては海外での療養も視野に視野に入れているという｡

｢彼女の努力が届いたのでしょうか｡最近､ケンタロウさんは少しだけ笑ったような表情をするようになったそうです｡
マキさんは『日本がダメなら海外療養に望みを繋ぎたい』とも漏らしていたそうです｡
彼女は､最後まで望みを捨てていません｣(前出のケンタロウ夫妻の知人:同)

ケンタロウの事故後に発売された『男子ごはん』のレシピ本は､現在も好調な売れ行きを見せているとのこと｡
再び国分太一(こくぶんたいち=37)と笑顔で料理する姿を､多くのファンが待ち望んでいる｡(伊原)