オダギリジョー､｢家族のうた｣打ち切りをめぐってフジテレビと大揉め!?

(06/13)

消費税以下という超低視聴率が続き､全8話で打ち切りとなってしまった4月期のドラマ『家族のうた』(フジテレビ系)｡
今月3日に放送された最終回でも視聴率が伸びることはなく､平均視聴率は3.9%に終わった｡

そんな近年稀に見る不発ドラマに主演した俳優･オダギリジョー(36)の事務所とフジテレビが､打ち切りの件をめぐって未だに揉めているという｡
『週刊実話』が報じている｡

放送回数を減らすにあたり､事務所はオダギリのイメージを守るため､"打ち切り"の非公表を求めていた｡

｢『家族』は3%台の回がほとんどだったので､打ち切られて当然だった｡
だが､当初予定の放送回数さえ明らかにしなければ"打ち切り"とは言われない｡
もともと『8回の予定だった』と言えばそれで済んだはずです｣(テレビ情報誌記者:週刊実話)

ところがフジテレビはその願い入れを聞き入れず｡
スポーツ紙の取材に対し､当初は全11回の放送を予定していたことを認めてしまった｡

仮にフジテレビが認めずとも､視聴率不振による"打ち切り"であることは誰の目から見ても明白だった｡
それでもハッキリと"打ち切り"と明言されるのとされないのとでは雲泥の差があるのだろう｡

結果､打ち切り騒動でオダギリは出演中のCMの放映を一時止められるなど散々な仕打ちを受けた｡

同じくもう一人､路頭に迷っているのが『クレオパトラな女たち』(日本テレビ系)に主演していた佐藤隆太(さとうりゅうた=32)だ｡
同作も『家族の～』と同様､視聴率不振のために予定より少ない全8話で放送を終えた｡

佐藤は来月27日に開幕するロンドン五輪に際し､テレビ東京のメインパーソナリティーを務めることが決定している｡
名誉ある抜擢に思われたが､直前に主演したドラマが打ち切りとなったことで先行きが不安になってしまった｡

｢困惑しているのは､佐藤本人とテレビ東京｡
佐藤が落ち目になっていることを宣伝しているも同然だからです｣(テレビ業界関係者:同)

今回､主演ドラマがコケてしまった二人｡
不運な彼らに今後､汚名を返上する機会が与えられることを祈る｡(高橋)