人気ドラマ｢相棒｣､及川光博の後任候補に｢謙虚で礼儀正しい｣長谷川博己が急浮上!?

(02/21)

今月7日､"2代目相棒"及川光博(おいかわみつひろ=42)の卒業が発表された人気刑事ドラマ『相棒season10』(テレビ朝日系)｡

一部報道では及川の跡を継ぐ"3代目相棒"の後任候補に､水嶋ヒロ(みずしまひろ=27)､小栗旬(おぐりしゅん=29)､向井理(むかいおさむ=30)らが挙がっているといい､そのまた一方では佐藤隆太(さとうりゅうた=31)､萩原聖人(はぎわらまさと=40)などの名前も出ている｡

7日で行われた会見で主演の水谷豊(みずたにゆたか=59)が､
｢みっちゃん(及川)の時もそうだったように､『そう来たか』と意表を突く人物がいい｡
ヒントを言うと､男性か女性にするか話し合い､男性になりました｣
と漏らしたとおり､現在のところ"3代目相棒"が男性であることだけが判明｡

人気の高いドラマだけにそのキャスティングに注目が集まる中､『東京スポーツ』では現在ブレイク中の某俳優が有力候補として急浮上していると報じている｡

その某俳優とは､昨年10月期のドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で家政婦のミタさんを雇うダメな父親役を演じた長谷川博己(はせがわひろき=34)｡
日本を代表する劇団のひとつ･文学座出身の本格俳優で､今期も『運命の人』(TBS系)､『聖なる怪物たち』(テレビ朝日系)の二本のドラマにレギュラー出演中と大忙しだ｡

｢長谷川さんは水嶋や萩原に比べればインパクトは低いものの､なんと言っても今売り出し中の人気俳優ですからね｡演技はもちろん､その人柄も周囲の評価は高く､テレ朝サイドも起用には前向きのようです｣(芸能関係者:東京スポーツ)

長谷川は文学座を退座した2007年に芸能事務所フォスターに移籍｡
2008年からテレビドラマへの出演を始め､2010年には濃密な不倫愛を描いたことで話題となった『セカンドバージン』(NHK)で鈴木京香(すずききょうか=43)の不倫相手役を務め､知名度を上げた｡
さらに昨年春には『鈴木先生』(テレビ東京系)で連続ドラマ初出演を果たすなど活躍の場を広げ､先日発表された『2012年エランドール賞』では新人賞に選出された｡

そんな彼の武器は､舞台で培った演技力と知性漂うルックスだけではない｡
撮影現場ではその親しみやすい人柄が共演者たちに好評だとか｡

｢演技はもちろんのこと､松嶋さんも"天性の三枚目"と評していたように､ユーモアで明るい性格は共演者の間でも人気があるし､現に『セカンドバージン』で共演した鈴木さんのハートを見事に射止めているほどですからね｡それでいて､苦労人だけにとても謙虚で､礼儀正しい｡大御所の水谷さんともきっと上手く折り合えると思いますよ｣(テレビ関係者:同)

2000年に単発ドラマとして放送されて以来､12年にもわたり主演を務めてきた水谷は今やドラマのプロデューサー以上の権限を持つという｡
"初代"の寺脇康文(てらわきやすふみ=49)､"2代目"の及川共に､水谷との不仲による降板が噂されてきただけに､"3代目"に謙虚で礼儀正しい長谷川を抜擢するのは賢明な選択かもしれない｡(高橋)