｢麒麟がくる｣最終回は高視聴率で有終の美! 独特なラストシーンも!

俳優･長谷川博己が主演を務めるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』が､2月7日に最終回を迎えた｡彼が演じる明智光秀と染谷将太が演じる織田信長が｢本能寺の変｣を繰り広げた｡

新型コロナウイルスの影響で､約3ヶ月間の休止という異例の事態に見舞われた今作｡最終回まで全44話と例年より短く､撮影スケジュールも大幅変更を余儀なくされるなど､キャスト･スタッフ共に過酷な条件下で撮影を進行させた｡
｢不思議な友情物語｣と第して､脚本家いわく｢光秀は信長を殺したくて殺すわけでもなく､憎らしいから殺すわけでもない｣という微妙な心境を描いたという｡

最終回の平均世帯視聴率は18.4%､瞬間最高視聴率はラストシーンで明智光秀らしき侍が馬を駆って地平線に向かう場面が21.6%だった｡
初回の視聴率19.1%を抜くことは出来なかったが､この日の裏番組を上回り､同時間帯1位を獲得｡それなりの数字を残し､有終の美を飾ったと言えるだろう｡

2月14日からは､"資本主義の父"である渋沢栄一を描き､吉沢亮が主演を務める『青天を衝け』がスタートする｡(船越)