今月11日､手首を切って自殺を図った元モーニング娘｡･加護亜依(かごあい=23)｡
幸い命に別状は無かったものの､元トップアイドルだった彼女の自殺未遂騒動は当時のファンを含め､彼女を知る多くの人々を驚かせた｡
加護はこれまでにも未成年喫煙や不倫などで世を騒がせてきたが､騒動はいずれも大きく年が離れた男性との交際に起因している｡
彼女が､何度失敗しても同じような交際相手を選んでしまうのはなぜか｡
それには彼女の生い立ちや家庭環境が深く関係している可能性があるのだとか｡
『NEWSポストセブン』が報じている｡
加護は1988年､奈良県生まれ｡
生後わずか1年で両親が離婚し､小学5年生で母親が再婚するまで母子家庭で育った｡
母親は新しい父親との間に3人の子供を作ったため､一家はたちまち大家族となった｡
加護は2000年に､当時最盛期だったモーニング娘｡のオーディションに合格｡
12歳で芸能界デビューすると同時に､一家の稼ぎ頭になった｡
加護が満足に学校にも行かずトップアイドルとしての活動に精を出したのには､一家の深刻な経済事情が関係したという｡
当時の一家を知る知人はこう語る｡
｢継父は､運送業をしていましたが､仕事がうまくいかなくなり､かなりの借金を作ってしまいました｡借金の返済は亜依ちゃんの収入に頼らざるを得なかったんです｣(知人:NEWSポストセブン)
デビューわずか2年で高額納税者となった加護｡
当時の推定年収は4000万円余りで､納税額は1234万円にまで上った｡
そんな高額収入があったにも関わらず､彼女と彼女の家庭は決して余裕のあるものでは無かったという｡
｢最初の喫煙事件の直前には､亜依ちゃんの実家には数万円しか残っていなかったそうです｡そのため母親が､亜依ちゃんに"事務所から金を借りられないか"と相談したこともあったといいます｣(同)
知人の言う｢喫煙事件｣とは､2006年2月『フライデー』によってレストランでの喫煙が報じられた事件｡
当時の加護は未成年だったため､彼女はしばらくの間謹慎処分を受けることに｡
しかしその謹慎の最中､翌年3月に16歳年上の恋人との喫煙現場を撮られてしまう｡
二度の未成年喫煙を原因とし､加護はデビュー当時から所属していたアップフロント･エージェンシーを解雇されることとなった｡
時期を同じくして､加護の両親が金銭トラブルを原因として離婚｡
加護を含めた4人の子供は母親に引き取られたが､これにより､またしても加護には一家の経済を支える重圧がのしかかることになってしまった｡
滞納したローン､弟･妹たちの学費や生活費｡弟は体が弱く､リハビリ費用も掛かったという｡
喫煙事件で事務所を追われ､加護に対する世間の視線は決して優しくはなかった｡
芸能界での活躍の場を失った彼女は､12歳年上の俳優･水元秀二郎(みずもとひでじろう=35)と不倫｡
精神的･経済的に彼を頼っていたと見られるが､その水元は加護との交際を理由に離婚｡
元妻は加護を相手取って裁判を起こし､結局彼女は200万の支払いを命じられることとなった｡
そして今回､彼女の自殺の原因と思われるのもやはり年上の恋人だった安藤陽彦(あんどうはるひこ=44)容疑者の恐喝未遂での逮捕｡
支えを求めて交際していた男性に､結果的に彼女が不幸にされてしまうのはなんとも皮肉だ｡
まだ23歳､やり直しのきく年齢である加護｡次こそ良い交際相手とめぐり合って欲しいものだが｡(高橋)
幸い命に別状は無かったものの､元トップアイドルだった彼女の自殺未遂騒動は当時のファンを含め､彼女を知る多くの人々を驚かせた｡
加護はこれまでにも未成年喫煙や不倫などで世を騒がせてきたが､騒動はいずれも大きく年が離れた男性との交際に起因している｡
彼女が､何度失敗しても同じような交際相手を選んでしまうのはなぜか｡
それには彼女の生い立ちや家庭環境が深く関係している可能性があるのだとか｡
『NEWSポストセブン』が報じている｡
加護は1988年､奈良県生まれ｡
生後わずか1年で両親が離婚し､小学5年生で母親が再婚するまで母子家庭で育った｡
母親は新しい父親との間に3人の子供を作ったため､一家はたちまち大家族となった｡
加護は2000年に､当時最盛期だったモーニング娘｡のオーディションに合格｡
12歳で芸能界デビューすると同時に､一家の稼ぎ頭になった｡
加護が満足に学校にも行かずトップアイドルとしての活動に精を出したのには､一家の深刻な経済事情が関係したという｡
当時の一家を知る知人はこう語る｡
｢継父は､運送業をしていましたが､仕事がうまくいかなくなり､かなりの借金を作ってしまいました｡借金の返済は亜依ちゃんの収入に頼らざるを得なかったんです｣(知人:NEWSポストセブン)
デビューわずか2年で高額納税者となった加護｡
当時の推定年収は4000万円余りで､納税額は1234万円にまで上った｡
そんな高額収入があったにも関わらず､彼女と彼女の家庭は決して余裕のあるものでは無かったという｡
｢最初の喫煙事件の直前には､亜依ちゃんの実家には数万円しか残っていなかったそうです｡そのため母親が､亜依ちゃんに"事務所から金を借りられないか"と相談したこともあったといいます｣(同)
知人の言う｢喫煙事件｣とは､2006年2月『フライデー』によってレストランでの喫煙が報じられた事件｡
当時の加護は未成年だったため､彼女はしばらくの間謹慎処分を受けることに｡
しかしその謹慎の最中､翌年3月に16歳年上の恋人との喫煙現場を撮られてしまう｡
二度の未成年喫煙を原因とし､加護はデビュー当時から所属していたアップフロント･エージェンシーを解雇されることとなった｡
時期を同じくして､加護の両親が金銭トラブルを原因として離婚｡
加護を含めた4人の子供は母親に引き取られたが､これにより､またしても加護には一家の経済を支える重圧がのしかかることになってしまった｡
滞納したローン､弟･妹たちの学費や生活費｡弟は体が弱く､リハビリ費用も掛かったという｡
喫煙事件で事務所を追われ､加護に対する世間の視線は決して優しくはなかった｡
芸能界での活躍の場を失った彼女は､12歳年上の俳優･水元秀二郎(みずもとひでじろう=35)と不倫｡
精神的･経済的に彼を頼っていたと見られるが､その水元は加護との交際を理由に離婚｡
元妻は加護を相手取って裁判を起こし､結局彼女は200万の支払いを命じられることとなった｡
そして今回､彼女の自殺の原因と思われるのもやはり年上の恋人だった安藤陽彦(あんどうはるひこ=44)容疑者の恐喝未遂での逮捕｡
支えを求めて交際していた男性に､結果的に彼女が不幸にされてしまうのはなんとも皮肉だ｡
まだ23歳､やり直しのきく年齢である加護｡次こそ良い交際相手とめぐり合って欲しいものだが｡(高橋)
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