向井理が圧巻の英語スピーチを披露! ハリウッド進出にも意欲!

俳優・向井理(むかいおさむ=29)が13日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われた初主演映画『僕たちは世界を変えることができない。』の海外メディア向け記者会見に出席。
流暢な英語を披露するとともに、ハリウッド進出にも意欲を見せた。

同作は、2008年に自費出版された葉田甲太氏の体験記が原作。
平凡な大学生がひょんなことから始めたカンボジアでの学校建設ボランティアを通して、恋や友情、社会問題に直面し、自分自身を見つめ直していくという物語だ。

海外メディア向けの試写会終了後、やや緊張した面持ちで会場に現れた向井は、
「この映画は、カンボジアでどのように学校を作るかということだけではなく、努力することの大切さや思いやり、そういうものをメッセージとして掲げています。今日はよろしくお願いします」
と流暢な英語であいさつ。
続いて、
「What about this film?(映画はいかがでしたか?)」
と問いかけると、会場から大きな拍手が起こった。

2007年に放送された『世界ウルルン滞在記』(TBS系)の企画で、カンボジアにホームステイした経験を持つ向井は、カンボジアを「第2のふるさと」と表現。
「そういったところで撮影ができる喜びがあるし、僕が出ることを選んだのではなく、僕がこの映画に選んでいただいて出ているつもりです」
と作品への熱い思いを明かした。
また、役作りについては、
「普通の大学生が、ちょっと普通でないことをやる。まるでヒーローぽくない主人公を描いたら共感してくれる人も多いんじゃないかと思って演じました」
とのこと。
会見に同席した近藤正岳プロデューサーは、
「ベストではなくオンリーのキャスティング」
と最大級の賛辞を送った。

会見後、海外メディアは口々に向井の英語力を絶賛。
日本語による質疑応答で、
「将来、ハリウッドデビューの夢は?」
と質問された向井は、
「自分の英語は(仕事で)通用するとは思っていない日常会話程度。留学もしていなし・・・」
と謙遜しながらも、
「世界に目を向けて比較することで見えてくるものがある。海外に興味は持っているので、タイミングが合えば」
とハリウッド進出に意欲を見せていた。

『僕たちは世界を変えることができない。』は今月23日より公開。
向井のほか、松坂桃李、柄本佑、阿部寛らが出演する。(伊原)


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