チャン･ジャヨンの手紙を持つ人物は精神障害者!? 現在も収監中であることが判明!

現在､韓国で大きな騒動となっている､チャン･ジャヨン(享年29)の手紙公開問題｡
6日に韓国SBS放送が手紙を公開して以来､韓国の世論は事件の真相解明を求める声が高まっているという｡

2009年3月に｢性的な接待を強要された｣とのメモを残して自殺したチャン･ジャヨン｡
公開された手紙にも､
｢31人を100回以上､接待した｣
｢リストを作っておいたので(私が)死んだとしても復讐してほしい｣
などと書かれていたという｡

報道を受け､韓国のネット上では､
｢彼女は搾取されて蹂躙されたんだ｣
｢ジャヨンは誰に復讐したいんだろうか｣
といった書き込みが殺到｡
また､
｢すぐに警察は､聖域なしに再捜査する必要がある｣
など､自殺原因を"うつ病"と断定し､捜査を事実上中断していた警察への批判も多く見られるようだ｡

そんな世論に押される形で､警察はついに手紙の押収捜査を決断した｡

チャン･ジャヨンの手紙を持っているとされるのは､ワンという31歳の男性｡
彼はチャン･ジャヨンの自殺直後､スポーツ紙に､
｢チャンさんが私に普段から悩みを打ち明けていた｣
という内容の手紙を送り存在が知られた人物だ｡
しかしその当時､警察は二人が知り合いだった根拠がないという理由で､ワン氏への捜査を行わなかったという｡

今回の押収捜査の中で､ワン氏は前科10犯で一時精神障害の症状などで薬物治療を受けたことが判明｡
現在も光州刑務所に収監されているため､警察は裁判所に対して押収捜査令状を申請したという｡

警察は手紙の原本が押収でき次第､国立科学捜査研究院に書体の鑑定を依頼する方針｡
真偽を確認した後､再捜査するかどうかを決定するという｡(伊原)

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