｢ゲゲゲの女房｣が初の20%超え!! 最低視聴率スタートから大躍進!!
女優､松下奈緒(まつしたなお=25)主演のNHK連続テレビ小説｢ゲゲゲの女房｣(月〜土曜前8時)の12日放送の平均視聴率が20.4%を記録したことが14日､ビデオリサーチの調べ(関東地区)で分かった｡
同ドラマの初回視聴率14.8%(同地区)｡07年前半の｢どんど晴れ｣の14.9%を下回り､視聴率の記録を取り始めた1964年以降で最低の発進だった｡
その後も視聴率は伸び悩んでいたが､松下演じる布美枝が向井理(28)扮する村井と結婚した5月以降上昇気運に乗り､18%を超えることが増えた｡
朝ドラの20%超えは､前作｢ウェルかめ｣第2週の昨年10月6日の20.6%(以下いずれも関東地区)以来｡同作での20%超えは1回だけで､07年後半の｢ちりとてちん｣から09年前半｢つばさ｣までの4作では1度も20%超えはなかった｡
NHK広報部によると､視聴者から｢貧しい生活を支え合う2人に共感した｣｢昭和の時代が懐かしい｣といった趣旨の声が届くようになったという｡昭和30年代の郷愁を誘う映像と貧しくも温かい夫婦愛が支持拡大の根底にありそうだ｡
｢ゲゲゲの女房｣は､漫画家の水木しげる氏(88)の妻､武良布枝さん(78)の自伝をもとに､夫妻の激動の人生を描く｡
今後の見どころについてチーフプロデューサーの谷口卓敬氏は｢7月には物語も折り返し点を過ぎ､貸本業界の斜陽化のなかにあって貧しい暮らしを送っていたヒロイン夫婦に､ついに追い風が吹き始めます｣というように､いよいよ水木の作品が表舞台へとのし上がっていくようだ｡
それに伴い､同局はこの日､水木作品の映像化に大きな力を発揮するテレビプロデューサー役に風間トオル(47)ら新キャスト7人を発表した｡新キャストの登場でさらなる上昇気運に乗ることができるのか｡(松野)
同ドラマの初回視聴率14.8%(同地区)｡07年前半の｢どんど晴れ｣の14.9%を下回り､視聴率の記録を取り始めた1964年以降で最低の発進だった｡
その後も視聴率は伸び悩んでいたが､松下演じる布美枝が向井理(28)扮する村井と結婚した5月以降上昇気運に乗り､18%を超えることが増えた｡
朝ドラの20%超えは､前作｢ウェルかめ｣第2週の昨年10月6日の20.6%(以下いずれも関東地区)以来｡同作での20%超えは1回だけで､07年後半の｢ちりとてちん｣から09年前半｢つばさ｣までの4作では1度も20%超えはなかった｡
NHK広報部によると､視聴者から｢貧しい生活を支え合う2人に共感した｣｢昭和の時代が懐かしい｣といった趣旨の声が届くようになったという｡昭和30年代の郷愁を誘う映像と貧しくも温かい夫婦愛が支持拡大の根底にありそうだ｡
｢ゲゲゲの女房｣は､漫画家の水木しげる氏(88)の妻､武良布枝さん(78)の自伝をもとに､夫妻の激動の人生を描く｡
今後の見どころについてチーフプロデューサーの谷口卓敬氏は｢7月には物語も折り返し点を過ぎ､貸本業界の斜陽化のなかにあって貧しい暮らしを送っていたヒロイン夫婦に､ついに追い風が吹き始めます｣というように､いよいよ水木の作品が表舞台へとのし上がっていくようだ｡
それに伴い､同局はこの日､水木作品の映像化に大きな力を発揮するテレビプロデューサー役に風間トオル(47)ら新キャスト7人を発表した｡新キャストの登場でさらなる上昇気運に乗ることができるのか｡(松野)
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