坂井泉水体重30キロ!余命2ヶ月闘病生活だった!!

ZARDの坂井泉水のナゾの死から10日余りが過ぎた。

これまでにリリースしたCDがアルバムチャート上位に続々ランクインするなど、音楽シーンは追悼ムードになっている。

事故死? 自殺? と取り沙汰されている直接の死因はさておき、坂井の寿命を短くしてしまったのが、昨年から闘病中だった病気であることに間違い無い。

坂井が闘病中だった「子宮頸ガン」は、女性にとって特別な病気ではない。

セックスを介してヒトパピロマウィルス(HPW)で感染することが近年になって判明してきたこの病気は、広義の性感染症(STD)として分類されることもある。

統計上かかりやすいとされる例には「妊娠出産の経験が多い」「初めてセックスした年齢が若い」「セックスフレンドが多い」といった性経験と密接なものが並ぶ。

じゃあ自分は無関係……とはいかない。統計上患者が多い実例として、こういう表現もあるのだ。

「セックスの経験がある」

つまり、女性なら誰もがかかりうる病気ということだ。

そのため、転移しやすく病気が進行しやすい若いうちに発生する場合も多く、それがまさに坂井のケースだった。

「肺に転移してからが早かったんです。今年4月の再入院の際、精密検査の結果『余命二ヵ月』と親族にだけ伝えられたそうです(坂井さんの知人・週刊女性)」

元気だったころの坂井の体重は43キロ前後だったという。

「再入院してからは、急に体重が減って……。亡くなる間際には30キロちょっとまでやせ細ってしまい、歩くときも力なくて、慎重に一歩一歩確認しながら。

うすうす本当の病状に、お気づきになっていたようでした(病院関係者・同)」

長い入院生活や、抗ガン剤の副作用の中、坂井はどんなことを考えていたのだろうか。

一方、死亡が発表された直後、坂井の事務所筋は「秋にアルバムの発売を予定」「三年ぶりのライブツアーを計画中」と、極めて近い将来の活動計画の存在をアピールしていた。

余命宣言は親族にのみ行われたとのことだが、事務所関係者は「歩く時に力もなく」といった状態の坂井を前に、どういったヴィジョンを構想していたというのだろう。

また、今回の報道でさらに疑問が深まってしまった部分がある。

歩く足下がおぼつかないような人が、カギのかかった策を乗り越えてスロープに進入し、さらに1.2メートルの手すりの上に座るような散歩を日課にしていたというのだろうか?

坂井の死を取り巻く状況を取り巻く謎が、解き明かされる日は来るのだろうか。(淺川)


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