ZARD坂井泉水三回忌で病院がKYファンの献花に迷惑！

(05/27)

27日に三回忌を迎える音楽ユニット「ZARD」の坂井泉水（さかいいずみ=享年40）が亡くなった慶応義塾大学病院（東京・新宿）に､献花など弔意を表す目的で訪れるファンが現在も後を絶たず､病院関係者が困惑している。

坂井は子宮頸がんを患い､闘病中の2007年5月27日､病棟のスロープから3メートル下に転落し死亡した。

人気歌手や俳優が死亡した場所を訪ねるファンは多いが､坂井が自殺？　ともいわれた転落事故で死亡した現場は病院というデリケートな場所だけに､所属レコード会社も献花などの自粛を呼びかけている。

坂井の死亡現場は､病院の正門近く。

死亡直後から花や線香を手向けにファンが訪れ､最近でも月命日などに手を合わせる人がいるという。

しかし､献花を見た入院患者や家族らの気持ちを考慮し､病院側は献花を禁止している。

訪れたファンの問い合わせにも､警備員は「お答えできない」と口を閉ざす。

病院での献花には､ファンの間でも意見が分かれている状態だというが､坂井のファンたちは､例えばmixiのファンコミュニティで､命日に発売される新譜をチャートで上位に上げるため､組織票めいた購入運動を呼びかけるなど､その行動の反社会性が指摘されることもある。

27日には東京・日本武道館で追悼コンサートが開かれるが､所属レコード会社も公式Webサイトで､会場に設置する献花台以外への花の持参などは控えるよう呼びかけている。（淺川）

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