2010年度､MVP･新人王･ベストナイン発表!! 受賞者の喜びの声も!!

プロ野球のコンベンションが18日､東京･赤坂の赤坂サカスで行われ､最優秀選手(MVP)､新人王､ベストナインがそれぞれ発表された｡
セ･リーグMVPは中日の和田一浩外野手､パ･リーグMVPはソフトバンクの和田毅投手が受賞｡

勝負強い打撃でチームをリーグ制覇に導いた中日･和田はセ･リーグ史上最年長となる38歳での栄誉に
｢シーズンのMVPというのは選手にとっては一番最高の賞だと思っている｡
それを獲れてうれしく思う｣(スポニチアネックスより)
と喜びを語った｡

昨季､左ヒジの炎症などに苦しみ自己ワーストの4勝に終わったソフトバンク･和田は､
｢悔しさをぶつける気持ちで､1年間投げ続けてきた｣(スポーツ報知より)
という言葉通り､今季は初の最多勝(17勝)を獲得｡
MVPとベストナインのダブル受賞となったが､
｢スタッフ､裏方さんに感謝したい｡この賞も打線､中継ぎの援護のおかげと思う｣(同)
と謙虚に語った｡

セ･リーグ新人王は巨人の長野久義外野手が受賞｡
巨人からは3年連続の選出となり､
｢連続受賞を僕で止めなくて良かったです｣(同)
とホッとした様子だったが､
｢満足できる数字はひとつもない｡今年は優勝できなかったので､来年は優勝に貢献できるように､すべての数字で上回りたい｣(同)
と厳しい表情で更なる飛躍を誓った｡

また､パ･リーグ新人王に選ばれた日本ハムの榊原諒投手は来月に挙式を控えており､
｢奥さんのためにも頑張ろうと思っていた｣(スポニチアネックスより)
と笑顔でコメント｡
チームで｢ミスタースクランブル｣と呼ばれる右腕はロングリリーフ､セットアッパーとフル回転し､中継ぎながら10勝をマーク｡
主力として迎える来季に向け､
｢開幕からシーズン終了まで1軍でいられるようにしたい｣(同)
と目標を掲げた｡

ベストナインは以下の通り｡

●MVP
【セ･リーグ】和田一浩外野手(中日)
【パ･リーグ】和田毅投手(ソフトバンク)

●新人王
【セ･リーグ】長野久義外野手(巨人)
【パ･リーグ】榊原諒投手(日本ハム)

●ベストナイン
【セ･リーグ】
投手=前田健太(広島)
捕手=阿部慎之助(巨人)
一塁=クレイグ･ブラゼル(阪神)
二塁=平野恵一(阪神)
三塁=森野将彦(中日)
遊撃=鳥谷敬(阪神)
外野手=マット･マートン(阪神)､青木宣親(ヤクルト)､和田一浩(中日)

【パ･リーグ】
投手=和田毅(ソフトバンク)
捕手=嶋基宏(楽天)
一塁=アレックス･カブレラ(オリックス)
二塁=田中賢介(日本ハム)
三塁=小谷野栄一(日本ハム)
遊撃=西岡剛(ロッテ)
外野手=多村仁志(ソフトバンク)､T‐岡田(オリックス)､栗山巧(西武)
DH=福浦和也(ロッテ)

(2010年11月19日)

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