グレタ・ガルボ
ぐれタがるぼ
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椿姫(2)
ﾏﾀ･ﾊﾘ2(2)
beauty(2)プロフィール
生年月日： 1905/09/18
没年月日： 1990/04/15
性別： 女性
出身地： ｽｳｪｰﾃﾞﾝ/ｽﾄｯｸﾎﾙﾑ
身長： 171センチ
職業： 役者
その他：
本名はｸﾞﾚﾀ･ﾛｳﾞｨｯｻ･ｸﾞｽﾀﾌｽﾝ｡3人兄妹の末っ子として貧しい家庭に生まれ､14歳の時に日雇い労働者の父親が病気になったことから､学校を中退して家事を手伝う｡翌年父が亡くなってからは､理髪店見習い､ﾃﾞﾊﾟｰﾄの店員などをして家計を助けた｡帽子売り場の売り子をしている時にその美貌を買われ､ﾃﾞﾊﾟｰﾄの宣伝映画やﾊﾟﾝ組合のPRﾌｨﾙﾑに出されるようになる｡それがｺﾒﾃﾞｨｱﾝのｴｰﾘｯｸ･ﾍﾟﾁｭﾚﾙの目に留まって｢放浪者ﾍﾟｯﾃﾙ｣(22)に端役として出演｡その後､奨学金を得て王立演劇ｱｶﾃﾞﾐｰに入学し､本格的に演技の勉強を始める｡24年｢ｲｴｽﾀ･ﾍﾞﾙﾘﾝｸﾞの伝説｣でﾋﾛｲﾝに抜擢され国内をはじめ世界的に注目を浴びる｡翌年G･W･ﾊﾞﾌﾟｽﾄ監督の招きでﾄﾞｲﾂに渡り｢喜びなき街｣(25)に出演した後､MGM社に招かれたｽﾃｨﾙﾚﾙ監督と共にｱﾒﾘｶに渡る｡MGM総帥のﾙｲｽ･B･ﾒｲﾔｰによってﾊﾘｳｯﾄﾞ中の美容師を動員して磨き上げられた彼女は､ｸﾞﾚﾀ･ｶﾞﾙﾎﾞという芸名を与えられ｢ｲﾊﾞﾆｴｽの激流｣(26)で鮮烈なｱﾒﾘｶ･ﾃﾞﾋﾞｭｰを果たす｡ｸｰﾙでｴｷﾞｿﾞﾁｯｸな風貌は､銀幕にﾐｽﾃﾘｱｽで魅惑的なｲﾒｰｼﾞを作りだしその美しさは“ｽｳｪｰﾃﾞﾝのｽﾌｨﾝｸｽ”とまで謳われた｡27年にはMGMの看板役者ｼﾞｮﾝ･ｷﾞﾙﾊﾞｰﾄと｢肉体の悪魔｣で共演｡“最高の美男美女ｶｯﾌﾟﾙ”と評され､続く｢ｱﾝﾅ･ｶﾚﾆﾅ｣(27)や｢恋多き女｣(28)などでも共演を果たす｡ﾄｰｷｰ･ﾌﾞｰﾑの中､“ｶﾞﾙﾎﾞ喋る!”の宣伝ｺﾋﾟｰで大々的に公開された｢ｱﾝﾅ･ｶﾚﾆﾅ｣ではｽｳｪｰﾃﾞﾝ訛りが危惧されたが､彼女のﾊｽｷｰ･ﾎﾞｲｽが逆に魅力となって一層人気を高め､観客に好評を持って迎えられただけでなくｱｶﾃﾞﾐｰ主演女優賞に初ﾉﾐﾈｰﾄされる｡その後｢ｽｻﾞﾝ･ﾚﾉｯｸｽ｣(31)､｢ﾏﾀ･ﾊﾘ｣(31)､｢ｸﾞﾗﾝﾄﾞ･ﾎﾃﾙ｣(32)などのﾋｯﾄ作に立て続けに出演して人気は絶頂となる｡37年には｢椿姫｣でﾆｭｰﾖｰｸ批評家協会の最優秀女優賞を受賞するが､次第に人気に陰りが見え始めて一時銀幕を離れる｡2年のﾌﾞﾗﾝｸの後､ｴﾙﾝｽﾄ･ﾙﾋﾞｯﾁ監督のｺﾒﾃﾞｨ｢ﾆﾉﾁｶ｣(39)で映画界に復帰｡“ｶﾞﾙﾎﾞが笑う!”のｺﾋﾟｰで売ったｶﾞﾙﾎﾞのｺﾒﾃﾞｨｴﾝﾇぶりは好評を博すが､再び2年間ｽｸﾘｰﾝから遠ざかり､41年にｼﾞｮｰｼﾞ･ｷｭｰｶｰ監督のｺﾒﾃﾞｨ｢奥様は顔が二つ｣を最後に36歳で引退する｡その後復帰の噂は幾度かあったが現実化には至らず､ﾏﾝﾊｯﾀﾝのｲｰｽﾄ･ｻｲﾄﾞで静かに余生を送った｡ﾛﾏﾝｽの噂も数多くあったが生涯独身を貫き､90年､肝不全で死去する｡ｶﾞﾙﾎﾞの遺骨はｽｳｪ−ﾃﾞﾝに戻り､埋葬された｡彼女こそ現役当時から引退後に至るまで､ｶﾘｽﾏを持った真の大女優といえる｡
没年月日： 1990/04/15
性別： 女性
出身地： ｽｳｪｰﾃﾞﾝ/ｽﾄｯｸﾎﾙﾑ
身長： 171センチ
職業： 役者
その他：
本名はｸﾞﾚﾀ･ﾛｳﾞｨｯｻ･ｸﾞｽﾀﾌｽﾝ｡3人兄妹の末っ子として貧しい家庭に生まれ､14歳の時に日雇い労働者の父親が病気になったことから､学校を中退して家事を手伝う｡翌年父が亡くなってからは､理髪店見習い､ﾃﾞﾊﾟｰﾄの店員などをして家計を助けた｡帽子売り場の売り子をしている時にその美貌を買われ､ﾃﾞﾊﾟｰﾄの宣伝映画やﾊﾟﾝ組合のPRﾌｨﾙﾑに出されるようになる｡それがｺﾒﾃﾞｨｱﾝのｴｰﾘｯｸ･ﾍﾟﾁｭﾚﾙの目に留まって｢放浪者ﾍﾟｯﾃﾙ｣(22)に端役として出演｡その後､奨学金を得て王立演劇ｱｶﾃﾞﾐｰに入学し､本格的に演技の勉強を始める｡24年｢ｲｴｽﾀ･ﾍﾞﾙﾘﾝｸﾞの伝説｣でﾋﾛｲﾝに抜擢され国内をはじめ世界的に注目を浴びる｡翌年G･W･ﾊﾞﾌﾟｽﾄ監督の招きでﾄﾞｲﾂに渡り｢喜びなき街｣(25)に出演した後､MGM社に招かれたｽﾃｨﾙﾚﾙ監督と共にｱﾒﾘｶに渡る｡MGM総帥のﾙｲｽ･B･ﾒｲﾔｰによってﾊﾘｳｯﾄﾞ中の美容師を動員して磨き上げられた彼女は､ｸﾞﾚﾀ･ｶﾞﾙﾎﾞという芸名を与えられ｢ｲﾊﾞﾆｴｽの激流｣(26)で鮮烈なｱﾒﾘｶ･ﾃﾞﾋﾞｭｰを果たす｡ｸｰﾙでｴｷﾞｿﾞﾁｯｸな風貌は､銀幕にﾐｽﾃﾘｱｽで魅惑的なｲﾒｰｼﾞを作りだしその美しさは“ｽｳｪｰﾃﾞﾝのｽﾌｨﾝｸｽ”とまで謳われた｡27年にはMGMの看板役者ｼﾞｮﾝ･ｷﾞﾙﾊﾞｰﾄと｢肉体の悪魔｣で共演｡“最高の美男美女ｶｯﾌﾟﾙ”と評され､続く｢ｱﾝﾅ･ｶﾚﾆﾅ｣(27)や｢恋多き女｣(28)などでも共演を果たす｡ﾄｰｷｰ･ﾌﾞｰﾑの中､“ｶﾞﾙﾎﾞ喋る!”の宣伝ｺﾋﾟｰで大々的に公開された｢ｱﾝﾅ･ｶﾚﾆﾅ｣ではｽｳｪｰﾃﾞﾝ訛りが危惧されたが､彼女のﾊｽｷｰ･ﾎﾞｲｽが逆に魅力となって一層人気を高め､観客に好評を持って迎えられただけでなくｱｶﾃﾞﾐｰ主演女優賞に初ﾉﾐﾈｰﾄされる｡その後｢ｽｻﾞﾝ･ﾚﾉｯｸｽ｣(31)､｢ﾏﾀ･ﾊﾘ｣(31)､｢ｸﾞﾗﾝﾄﾞ･ﾎﾃﾙ｣(32)などのﾋｯﾄ作に立て続けに出演して人気は絶頂となる｡37年には｢椿姫｣でﾆｭｰﾖｰｸ批評家協会の最優秀女優賞を受賞するが､次第に人気に陰りが見え始めて一時銀幕を離れる｡2年のﾌﾞﾗﾝｸの後､ｴﾙﾝｽﾄ･ﾙﾋﾞｯﾁ監督のｺﾒﾃﾞｨ｢ﾆﾉﾁｶ｣(39)で映画界に復帰｡“ｶﾞﾙﾎﾞが笑う!”のｺﾋﾟｰで売ったｶﾞﾙﾎﾞのｺﾒﾃﾞｨｴﾝﾇぶりは好評を博すが､再び2年間ｽｸﾘｰﾝから遠ざかり､41年にｼﾞｮｰｼﾞ･ｷｭｰｶｰ監督のｺﾒﾃﾞｨ｢奥様は顔が二つ｣を最後に36歳で引退する｡その後復帰の噂は幾度かあったが現実化には至らず､ﾏﾝﾊｯﾀﾝのｲｰｽﾄ･ｻｲﾄﾞで静かに余生を送った｡ﾛﾏﾝｽの噂も数多くあったが生涯独身を貫き､90年､肝不全で死去する｡ｶﾞﾙﾎﾞの遺骨はｽｳｪ−ﾃﾞﾝに戻り､埋葬された｡彼女こそ現役当時から引退後に至るまで､ｶﾘｽﾏを持った真の大女優といえる｡
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