チーム･バチスタSP2011第5話あらすじ完全版

チーム･バチスタSP2011

[第5話]

05/04放送

白鳥とグッチーは速水(西島秀俊)やメディカル・アソートのことを探るために、クラブ彩子のママに接近する。しかしママからは何も情報を聞き出すことはできなかった。

人気歌手の真山香苗(岩田さゆり)が倒れて救命救急に搬送されてきた。
香苗はここ半年ほど休みが一度もないほどの忙しさで、過労が原因の肺炎を起こしたのだ。
香苗のマネージャーは早苗の母親のみどり(森口瑤子)は一日も早く退院させたいと無理を言って田口(伊藤淳史)を困らせた。
じつは、早苗は1ヵ月後に全国ツアーを控えていたのだ。

「このまま安定すれば数日で退院できる」と聞き早苗とみどりは喜ぶが、そんな矢先、早苗の体に発疹が現れる。

早苗とみどりは、まるで一卵性双生児のように仲が良かった。
しかしそれゆえに依存しあっているのではないかと、田口は心配する。

白鳥は今夜も情報を得るためにクラブに通う。
速水やメディカル・アソートに関わる客に強引に聞き込みを行う白鳥に、ママは手を焼いているようだった。

一方、入院していた香苗が吐血をした。速水はマイコプラズマ肺炎を疑うが、原因がわからない。速水は田口にみどりに香苗の病歴をたずねるように指示する。

田口の質問に、みどりは「早苗は特に大きな病気を経験したことが無い」というが、父親の話になると、突然、パニックを起こして倒れてしまう。軽い貧血を起こしたのだ。

調べるものの、香苗の肺炎の原因はまだわからない。とりあえず、ステロイドで炎症を抑えることにする。しかし病状は悪化し人工呼吸器を挿管することになる。

ここへきてようやくみどりから「あの子たすけてください」という言葉が出た…。

なんと血液検査の結果から、二人が本当の親子でないことが判明する。
早苗が幼少の頃に骨折をしていたのに、みどりが知らなかったのを速水は不審に思って血液検査をしたのだった。

みどりは子宮がんにかかり子宮を摘出したが、どうしても子どもがほしくて養護施設から香苗をひきとったのだという。「いつかは香苗に本当のことを言わなきゃ」と思っていたが、機会が無かったらしい…。

実は、香苗は麻疹の予防接種を受けてなく、2週間前に行われたイベントで麻疹ウィルスに感染し巨細胞性肺炎を発症したのだった。
適切な治療が行われ、病状は落ち着いた。

その後、みどりは香苗に本当のことを話した。しかし、香苗はすでにそれを知っていたのだ。
「私のお母さんは真山みどり」という言葉に、みどりはうれしそうだった。

一方、クラブ活動を行っていた白鳥のほうは進展がないままだった。
そんな白鳥にママが「一杯だけおごるから、もう来ないでほしい」と声をかけた。
ママはボトルをしまっていた戸棚を開けて、白鳥に見せる。そこには、黒岩や速水のボトルがキープされていた。

白鳥は、速水だけでなく、相当数の医師がメディカル・アソートから金をもらっている事実を突き止めていた。さらに、「MAH建設設立計画」という資料の“救命救急センター長”には速水の名が書かれていた…。

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