チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸
[第10話]
09/13放送

女子高生殺害容疑のかかった松崎(六平直政)が遺体で発見される。
病死という判断が納得いかない島津(安田顕)は遺体をAiにかけるが、不審な点はなかった。

島津が帰宅すると、留守番電話に松崎から伝言が残っていた。
犯人に心当たりがあり、20年前も警察に話したが握りつぶされたというのだ。
だが、その真犯人の名を言おうとしたところで、何者かが訪ねてきた気配があり、電話は切れていた。

島津は笹井(小西真奈美)に解剖を依頼。
すると、注射痕が見つかり、松崎は医療知識のある人間に殺された疑いが濃厚になる。

松崎の死が殺人の疑いがあると知った斑鳩(高橋克典)は焦りを見せる。
宇佐見(福士誠治)は、病死が覆ったことを自分に黙っていた斑鳩に不信感を抱いた。

そんな中、白鳥(仲村トオル)は3年前にも同様の女子高生殺害事件が起きていたと知る。
田口(伊藤淳史)とともに現場を訪れた白鳥は、20年前と3年前、今回の3つの事件をつなぐ線に気づいた。
3つの現場は遠く離れていたが、全て同じ川の河川敷で発生していたのだ。

さらに、同じ川の河川敷でこの20年間に7人の女子高生が亡くなっていたと分かる。
うち4人は検死のみで事故死や病死として処理されていた。
同一犯による連続殺人だとすれば、収監されていた松崎は犯人ではない。
もし、そうなら警察は真犯人を取り逃がしていたことになるのだった。

やがて、白鳥のもとに斑鳩(高橋克典)が現れ、松崎殺しの捜査状況が聞きたいと言う。
白鳥は真犯人を野放しにしたのは警察の失態だと糾弾。
連続殺人の犯人も松崎殺しの犯人も、警察内部にいるのではないかと挑発する。

その夜、宇佐見(福士誠治)は、笹井を拉致し、松崎殺しの詳細を聞き出そうとする。
彼は20年前の犯人が松崎ではないと知ると、真犯人を見つけ出すと言って立ち去ろうとした。
すると、笹井は宇佐見に、自分も連れていってほしいと言う。

その頃、田口と白鳥は病死として処理された10年前の事件のデータを見ていた。
そこに書かれていた担当検視官の名前は斑鳩。
彼こそが殺人事件を見逃した張本人だったのだ。
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キャスト
田口公平 / 伊藤淳史(いとうあつし)
東城医大病院心療内科・特別愁訴外来の担当・・・
白鳥圭輔 / 仲村トオル(なかむらとおる)
厚生労働省大臣官房秘書課付技官。医療知識・・・
斑鳩芳正 / 高橋克典(たかはしかつのり)
警視庁・長官官房付情報統括室室長。警察に・・・
笹井スミレ / 小西真奈美(こにしまなみ)
東城医大・法医学教室准教授。解剖こそが死・・・
須賀秀介 / 市川知宏(いちかわともひろ)
東城医大法医学教室の院生。

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