スクラップティーチャー第9話あらすじ完全版

スクラップティーチャー

[第9話]

12/01放送

期末テストの結果次第で学校の統廃合が中止されるかも知れないというのは、榎戸校長（升毅）の嘘だった。テストの結果を水増しして発表したのも、榎戸が自分の評価を上げるためだったのだ。そのことを知った杉（上地雄輔）は榎戸を殴ってしまう。

杉から話を聞いた久坂（中島裕翔）は統廃合反対の署名運動をしようと提案。生徒たちもそれに賛同し、さっそく町に出て署名集めを始めた。

一方、松尾（向井理）は杉に、かつて生徒のことばかり考えていた挙げ句に自殺してしまった教師がいると話す。それは松尾の父親だった。だから、生徒のことなど考えても無駄だというのだ。そんな松尾に杉はそれでも自分はあきらめないと告げた。

生徒たちの努力の甲斐あって、多くの署名が集まる。だが、その夜、松尾によって燃やされてしまった。責める久坂に、松尾は自分がやったという証拠などないと言う。

そんな松尾を高杉（山田涼介）や吉田（知念侑李）、入江（有岡大貴）が呼び出した。会ってほしい人がいるというのだ。そこに現れたのは、かつて松尾の父親の教え子だったという田村（入山法子）だった。今でも先生に教えられた言葉をかみしめて生きてきたという彼女は今年、中学の教師になった。先生の言葉を子供たちに伝えるためだという。それを聞いた松尾は涙を流した。

翌日、高杉たちは教育委員会を訪れて教育長（不破万作）と会い、統廃合反対の署名を差し出した。燃やされる前にコピーを取ってあったのだ。やがて、教育長が学校にやってきて、統廃合を凍結すると言う。だが、条件として榎戸を殴った杉には退職してもらうと告げた。そんな事情を知らない生徒たちは、統廃合がなくなったと聞いて大喜びする。

杉は思い出のために生徒たち全員とサッカーをすることに。それを終えた後、教師を辞めることを告げようとする。

すると、そこに榎戸が現れ、杉を職員室に呼び出す。そして、その場で教育長に電話をし、杉からの暴力行為などなかったと告げた。杉は教師を辞めずに済み、生徒たちは喜ぶ。そんな中、高杉たちはもう自分たちの役目は終わったと言って、学校を去っていった。

それから30年後。高須（八嶋智人）と結婚した滝（加藤あい）は校長になっていた。その学校に高杉、吉田、入江と名乗る転校生が現れる。彼らは担任の杉に、かつて父親がお世話になったと言うのだった。

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