佐々木夫妻の仁義なき戦い
[第9話]
03/16放送

法倫(稲垣吾郎)がストーカーの現行犯として逮捕された。律子(小雪)はゆと子(江波杏子)に責められるが「法廷で白黒をつけましょう」とだけ答える。律子は出産から1週間も経たないうちに職場に復帰。子供を連れたまま、法廷に立つ彼女のことは「授乳弁護士」として、マスコミでも取り上げられるように。育児も仕事も頑張っていることを世間にアピールするばかりか、法倫のクライアントの案件も全て奪ってしまう。

調停では決着がつかず、二人の離婚問題は裁判に。法倫は離婚と、律子の事務所からの退社、子供の親権を自分に渡すことを要求。だが、律子はその全ての棄却を要求する。

マスコミの報道もあって、法倫の立場は不利。彼にできることは律子の人格的な欠点を暴くことだと小川(山本耕史)は言う。法倫は事務所の面々に証言を頼もうとするが、誰もが事務所にいられなくなることを恐れ、彼に付こうとはしなかった。桜庭(小出恵介)だけは渋々と了承させられるが、律子も彼に証人になるよう頼む。桜庭はそのことを法倫には言えなかった。

桜庭から子供が頻繁に怪我をしているらしいと聞いた法倫は、病院や保育園に調査に行くが、みんな律子の味方らしく、有効な証言は得られそうもなかった。その話を聞いた桜庭は律子に辞表を提出し、法倫の証人になることを告げる。

そんな中、律子のもとに、子供が割れたカップの破片を飲み込んだらしいと連絡が入った。医師から厳重に注意された律子は自分には子育てなど向いてないと言って、全てを投げ出しそうになるが、猪木(古田新太)に励まされる。

やがて、桜庭は法倫のもとを訪ねていく。桜庭から律子をだましていたというのは本当かと追及された法倫はそれを否定しない。結局、桜庭は公判当日、裁判所には現れなかった。

法倫は自分で録音した日記をもとに意見を主張し始めた。裁判官から逐一、再生したのものを聞いている時間はないから、最も大事なポイントだけ言うように告げる。すると、法倫は「彼女が妊娠中の子供のことを『まだ人間ではない』と言ったこと」だと答えた。

法倫と律子の議論が紛糾する中、傍聴席の猪木が口を開いた。彼は律子の杜撰な子育てぶりを証言。子供は律子よりも、法倫が育てたほうがいいと言う。
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キャスト
佐々木法倫 / 稲垣吾郎(いながきごろう)
潔癖主義な弁護士。正義感が強く、助けるべ・・・
佐々木律子 / 小雪(こゆき)
弁護士。大酒飲みで、だらしない性格。減ら・・・
桜庭元 / 小出恵介(こいでけいすけ)
大学を中退し、司法試験の勉強をしながら、・・・
鈴木恵 / 酒井若菜(さかいわかな)
蝶野清 / 西村雅彦(にしむらまさひこ)
小川信司 / 山本耕史(やまもとこうじ)
猪木鉄男 / 古田新太(ふるたあらた)

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