パズル
[第1話]
とある旧家の当主、龍左衛門(井川比佐志)が死の間際にいた。一族は隠された遺産のありかを聞き出そうとするが、龍左衛門は答えを告げることなく、息を引き取ってしまう。04/18放送
一方、エリート進学校の近松大学附属辯秀高校に鮎川(石原さとみ)が現れ、校長室の場所を尋ねる。すぐに戻ってくるから待っていてほしいと言われた生徒の今村(山本裕典)らは鮎川の可愛らしさにひかれ、待つことにするが、終電がなくなる時間になっても彼女は帰ってこなかった。
翌日、鮎川が新しい英語教師として赴任してくる。だが、彼女は打って変わって、高圧的な態度。若く見えるが、この道10年のベテランだという。彼女は「私語は厳禁、質問は厳禁、付け届けは現金で」という、とんでもない教育方針を宣言。前夜のことも、だまされたことに気付かないほうがバカだと言うのだった。だが、教科書の文章も理解できず「coldは凍るど、と覚えろ」とレベルの低い授業で、生徒たちは皆あきれる。
放課後、今村は桜葉女学院のゆうこ(岩田さゆり)に呼び出された。遠縁の親戚の当主が亡くなり、遺産争いが起こっているという。中国から渡来した純金の壺が隠されていて、親族の中で一番賢い者に相続されるのだという。ゆうこはその隠し場所が書かれた暗号文を今村に差し出し、それを解いて壺を見つけ出してほしいと頼んだ。
その暗号文は「I were no way.You can no walk.She kill really.」というもので、普通に読んでも逆さに読んでも、どうにも意味不明。今村たちが頭を悩ませていると、鮎川が現れ、一瞬にして暗号は解けたと言う。その壺が何億もの価値があると知った鮎川は目を輝かせ、今村たちに問題の旧家へ連れていけと命じた。
翌朝、鮎川は今村たちを連れて、問題の旧家へ。親族たちは部外者が加わることに異を唱えるが、鮎川が何とか龍太郎(西郷輝彦)を言いくるめて参加できることになる。鮎川は部屋に今村たちを集めて作戦会議を開始。すると、その奥の部屋に「屋敷から出て行け 洋子」というと壁に書かれているのを発見する。鮎川は一族の誰かが嫌がらせしているに違いないから、さっさとお宝を手に入れて引き上げようと告げた。
鮎川はさっそく暗号の謎を説明。ローマ字で「岩の上。洋館の奥。仕切りあり」と読めばいいだけだと言われ、今村たちは拍子抜けする。鮎川たちは屋敷周辺を探索するが、洋館などどこにもない。やがて、洞窟を見つけ、中に入ろうとするが「崩れやすいから、入るな」という看板を見てあきらめる。続いて、物置をあさっていた彼らは断崖の上に洋館が建った絵画を発見。暗号を解くヒントに違いないと考えるが、それ以上のことは解明できなかった。
廊下に出た彼らは天井裏から物音がすることに気付く。そこに通りがかった時恵(荻野目慶子)は「あまり家中を探るな」と釘を差し、自分は屋根裏部屋の洋子に食事を届けに行くと告げた。
その日の深夜、今村たちはゆうこたちと作戦会議をするため、鮎川に気付かれないよう、部屋を抜け出そうとした。だが、そこに鮎川が現れ、屋根裏部屋に行くと言われる。「洋館の奥」とは「洋子はんの奥」という意味だというのだ。やがて、屋根裏部屋に続く隠し階段を見つけた彼らは全員で行くのは危険だからとジャンケンをして、塚本(永山絢斗)を行かせることに。だが、いつまで経っても彼は戻ってこない。何者かに殴られ、気絶させられていたのだ。彼が意識を取り戻すと、そこには時恵の遺体が転がっていた。
警察がやってくるが、塚本を殴った犯人も時恵の遺体もどこから入ってきたのか分からない。塚本が犯人だと疑われてしまい、今村は洋子に聞けばいいと言うが、龍太郎は彼女なら10年前に死んでいると告げた。
やがて、鮎川は屋根裏部屋の壁に、絵が掛けられていたと思われる跡を発見。その壁は隠し扉になっていて、奥には部屋があった。その部屋の壁には「輪は水たまりに隠されている」「網は十に隠されている」「では、壺はどこに隠されているの?」と書かれた卒塔婆が置かれていた。さらに、そのそばには何やら犯人が落としていったらしい金具を見つける。
鮎川は「輪=loopが隠されているのは水たまり=pool。網=netが隠されているのは十=ten」ならば「壺=potが隠されているのはtop =頂上」だと暗号を解明。だが、最初の暗号文を何故、全員に同じ文面を配ったのか疑問に思っていた。同じ文面ならば、一同が集まった所で一斉に発表すればいいだけのはず。そこで、3兄弟に配られた暗号文を今村たちに集めさせた。すると、暗号文の入っていた封筒を開いて、あぶり出しすると、それぞれ違った絵が現れる。4つ合わせると、初めて1枚の地図になるのだった。
鮎川がその地図を元に宝が隠された洞窟に行くと、龍太郎が現れる。龍太郎は懐中時計を持っていたが、屋根裏部屋に落ちていた金具はその時計の鎖の一部だった。鮎川は龍太郎に、時恵を殺したのかと追及。彼もそれを認め、鮎川を殺そうと迫った。すると、洞窟が崩れ始め、龍太郎は逃げるが、鮎川は閉じ込められてしまう。
今村たちが鮎川が洞窟にいることに気付いて助けに入り、無事に脱出。鮎川は龍太郎が時恵を殺したと警察に告げる。
鮎川は洞窟に書かれた最後のヒントをメモしていた。それを解読すると「家宝の壺は5年前に借金の肩に売ってしまった。本当の宝はお前たちの心の中にある」と判明。大金を手に入れ損なった鮎川は落胆する。
06/20
第10話
06/13
第9話
06/06
第8話
05/30
第7話
05/23
第6話
05/16
第5話
05/09
第4話
05/02
第3話
04/25
第2話
04/18
第1話
キャスト
鮎川美沙子 / 石原さとみ(いしはらさとみ)受験指導能力を評価されやってきた英語教師。
しかし、彼女は英語の知識などほとんどない。もしかすると生徒よりも英語力は低いかも…。
さらには外国人を見ると逃げ出してしまうという欠点もあった。
しかし彼女には誰にも負けない才能があった。
それはお金への執着心。財宝・賞金目当ての謎解きに驚くべき推理力を発揮するのであった。
今村真一 / 山本裕典(やまもとゆうすけ)
高校3年で美沙子が担当するクラスの生徒。
成績は全国トップクラス。
もちろん受験では東大も余裕で狙えるといったレベル。
しかし、純粋すぎる性格から周りの人にいつも利用されてしまうという欠点もある。
特に鮎川や、真一が想いを寄せる女子高生ゆうこに利用されるのが定番である。
そんなこともあり、真一は鮎川の賞金稼ぎの右腕となってゆく。
神崎明 / 木村了(きむらりょう)
今村らと同じ高校3年生。
こちらも成績は常にトップクラス!所属する剣道部でもエースとして活躍している。
エリート意識とプライドだけは高いが、気持ちに能力がついていかず空回りすることもしばしば。
なんとか状況を変えようと神崎なりに努力はするのだが…。
塚本善雄 / 永山絢斗(ながやまけんと)
今村らと同じ高校3年生。
今村・神崎と3人でいつも行動している。
剣道も頭脳も他の2人に負けず劣らずだが、マイペースでNOと言えない性格から損な役を請け負ってしまうことが多い。
和田ひとみ / 朝倉あき(あさくらあき)
大道吾郎 / 金児憲史(かねこのりひこ)
鎌田虎彦 / 塩見三省(しおみさんせい)
高村みちる / 佐藤千亜妃(さとうちあき)
松尾ゆうこ / 岩田さゆり(いわたさゆり)
大高雅規 / 中村優一(なかむらゆういち)
パズル特集ページ
ドラマコーナー
ドラマ一覧
サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011
Blau