マイガール第9話あらすじ完全版

マイガール

[第9話]

12/04放送

いよいよ４月にはコハル（石井萌々果）も小学生になる。手探りで歩んできたこれまでの日。大変なこともあったが正宗（相葉雅紀）とコハルは、明るく、楽しい毎日を送っていた。気がかりなこともあった。コハルのことでいろいろお世話になっていた大家の奥さん・澄子（大森暁美）が入院したのだ。

そんなある日、正宗にビックニュースが飛び込む。宗の写真がコンクールで入選したのだ。最終審査の課題は「最後に撮りたい風景」。正宗はどんな風景を選ぶか悩んでいると、コハルは「キレイな風景を知っている」と言う。

そこは静岡の、陽子（優香）の実家近くにある私立の付属小学校だった。そこはかつて陽子が通っていた学校だった。コハルは「この学校に通いたい！」と言い出した。コハルの言葉を聞いた正宗の気持ちは複雑だった。この学校にコハルを通わせるためには、もっと収入の多い仕事に就かなければならない…。それは、プロの写真家になることを諦めることを意味していた。

陽子と同じ学校へ通えると思っていたコハルは、翌日、保育園で保育士・友哉（村上信五）にそのことを話す。友哉はコハルの話を聞くと、「パパは写真のお仕事を辞めるの？」と尋ねた。友哉の言葉を聞いたコハルはハッとする。それから、すっかり考え込んでしまった。

正宗と一緒に家に帰ったコハルは、陽子の通っていた小学校には行かないと言いだす。でも、正宗にはコハルが我慢していることに気づいていた。

コハルの小学校のことがあって以来、正宗は写真に集中できなくなっていた。そんな正宗を見た木村は「中途半端な気持ちでやるなら、やめてくれ」「カメラをやるなら命がけでやれ！」と怒鳴られた。

――最終審査の日。
正宗が最終選考会に行こうとすると、澄子の夫・長市（八名信夫）が車椅子で澄子の病院に急いでいるところに出会う。澄子の容態が急変したのだ。車椅子に乗ってひとりで病院に以降とする長市を見た正宗は、車椅子を押すのを手伝う。

そして、「最後に撮りたい風景」の答えを見つけた。

最終審査を棄権した正宗はスタジオに戻ると、マネージャー・林（北村有起哉）の前に立った。

「ここの仕事を辞めさせて下さい」正宗は深々と頭を下げるのだった。

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