美丘 -君がいた日々-
[第10話]
美丘(吉高由里子)の容態は急激に悪化する。意識が混濁し、父母や太一(林遣都)の顔すらわからない状態に陥る。09/18放送
そんなある日、美丘の意識がはっきりとした。「空を見たい」という美丘を太一は屋上へ連れてくると、美丘は弱々しい声で「キスしたい」というのだった。
病室に戻ると美丘は太一に「愛している」「また明日」と言い、家へと帰ろうとする太一にｉＰｏｄを持ち帰るように言った。ｉＰｏｄには美丘からのメッセージが録音されていて、「私の分も生きて、生きて、生きて…ありがとう。太一君」というメッセージに涙する、太一。
母・佳織が見舞いに来てくれたとき、美丘の意識がしっかりとしていて、美丘は母に「生まれてきてよかったよ」と言い、母は美丘に「生まれてきてくれてありがとう」と言葉をかける。悲しい顔を見せたくない母が病室を後にすると、一人残った美丘は「ありがとう」と小さな声で言うと、そのまま静かに目を閉じて息を引き取るのだった…。
それから月日が経ち――。
父や母も、娘の死を乗り越え一歩前に出られたようだった。太一も就職をする。
《終》
09/18
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第1話
嵐のように自由奔放に生き、自分の本能を決して抑えようとしない｡
治療法も特効薬もない不治の病を脳に抱えている｡
平凡な学生生活を送っていた大学生｡
美丘に惹かれ、いつしか恋に落ちる。
美丘の愛を全身で受け止め、彼女がこの世に生きていたことの証人になろうと決意する。
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Blau
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