美丘 -君がいた日々-
[第4話]
美丘(吉高由里子)と太一(林遣都)が一緒にいると決めた日からひと月が過ぎ、二人は美丘の病気を忘れたかのように、いつも笑って過ごしていた。美丘は太一の家に初めて遊びに行き、太一の家族と会う。明るく、元気で、はっきりとものをいう美丘に、太一の父・一郎(金田明夫)と、母・容子(美保純)は、好感を抱く。しかし、邦彦(勝地涼)たち仲間とはバラバラになったままで、洋次(夕輝壽太)は、「俺たちに隠してることがあるのか?」と太一を責めるが、太一は美丘の病気の事を話す事はどうしても出来なかった。そんな太一の様子を見て、麻理(水沢エレナ)だけは何かを感じとっていた。07/31放送
いっぽう美丘の母・佳織(真矢みき)は、美丘の帰りが毎日遅いことを心配していた。主治医の高梨(谷原章介)は「友達やボーイフレンドと楽しい時間を過ごすことも悪いことではない」と言うが、佳織は美丘が隠れて太一と付き合っているのではないかとため息をつく。そんな時、佳織は美丘の部屋で同じ本を三冊見つける。胸騒ぎを覚える佳織。その報告を受けた高梨もまた、いやな予感を持たずにいられなかった。その行動は脳の萎縮が引き起こす記憶障害の可能性があったのだ。
ある日、太一を校門に待たせて忘れ物を取りに行った美丘は、不意にめまいを感じる。やり過ごして歩き出そうとしたそのとき、異変は起こった。
「…あれ?学校どっちだっけ?…」
通いなれた道がわからなくなる美丘。ついに、高梨の恐れていたことが起こり始めた。
美丘(吉高由里子)と太一(林遣都)が交際を始めてから1カ月。2人はごく普通の恋人同士のように楽しい毎日を過ごす。
ある日、美丘が太一の家に初めて遊びに行ったとき、太一の家族と団らんする機会があった。元気で明るい美丘に太一の両親は好感を抱く。
一方、邦彦(勝地涼)や洋次(夕輝壽太)、麻理(水沢エレナ)とは相変わらずバラバラになったままだった。
美丘の母・佳織(真矢みき)も不安を感じていた。このところ美丘の帰りが毎日遅いからだ。佳織は美丘が太一と付き合っていることを感じ取っていた。
平和な日々のなか、美丘の病気は彼女の頭のなかで静かに進行していた。映画の役者の名前が出て来なかったり、同じ本を3冊買ったり…。小さな記憶ではあったが、少しずつ物事を忘れるようになっていた。
佳織も、美丘の部屋の部屋で同じ本を三冊見つけて不安を嫌な予感を感じた。そこで主治医の高梨(谷原章介)にそのことを伝えると、高梨もまた顔を曇らせた。
そんなある日、美丘に通いなれた学校への道がわからなくなってしまう出来事が起きる。「いつかは太一のことも忘れてしまうかもしれない」美丘は家を出て太一と2人で暮らすことを望むようになっていた。美丘の決意を知った太一は、美丘の希望を叶えてあげたいと彼女の願いを受け入れる。
しかしそこには大きな壁が…。2人の両親は大反対をしたのだ。太一の親は「美丘に万一の事があったら、責任が取れるのか!?」と危ぶみ、それによって息子が傷つくことを恐れていた。一方、美丘の両親は、太一に娘をとられてしまうような悲しい気持ちに襲われるのだった…。
09/18
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キャスト
美丘 / 吉高由里子(よしたかゆりこ)嵐のように自由奔放に生き、自分の本能を決・・・
太一 / 林遣都(はやしけんと)
平凡な学生生活を送っていた大学生。美丘に・・・
/ 真矢みき(まやみき)
/ 勝地涼(かつぢりょう)
/ 水沢エレナ(みずさわえれな)
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