ラブシャッフル
[第8話]
「20歳の誕生日に死ぬ」と宣言している海里(吉高由里子)を救うため、自分らのマンションに連れてきた啓(玉木宏)と旺次郎(松田翔太)。03/06放送
その日は海里の誕生日の前日、啓、旺次郎、愛瑠(香里奈)、正人(谷原章介)は、海里も仲間に入れてパジャマパーティーを行った。
啓たちは海里の誕生日カウントダウンしながらみんなで過ごして、海里に自殺を止めさせようとする。
誕生日の前日、啓と愛瑠、旺次郎、正人は、海里の誕生日プレゼントを買っていた…。
一方、諭吉(DAIGO)の頭の中は芽衣の事ばかりだ。自分が芽衣の「気になる人」だと知った諭吉。じつは諭吉も芽衣のことが好きだったのだ。
しかし、芽衣から「啓と予定通り結婚する」と聞いて、胸のモヤモヤを抑えられずにいた…。
突然、正人から「大至急来てくれ」とメールで呼び出される。啓と諭吉は「まさか、海里が自殺したのでは!?」と慌てて駆けつけるが、マンションのエレベーターで旺次郎と海里が一緒にいるのを見てホッとする…。
正人の部屋へ行くと、そこには玲子(小島聖)が…。正人から玲子が妊娠していることを聞くと男たちは呆然として、いきなり「誰が父親なのか」で大騒ぎになる。
そんな男たちに、玲子は「子どもは夫の子として、私が立派な政治家に育てる」と言った。
結婚をしている玲子がラブシャッフルに参加をしたのは、すべては子どもを授かるためだったのだ。
誰でも言い訳ではない。女性の有権者に受ける、ハンサムな子種が必要だったとも話す…。
マンションから去ろうとしていた玲子を、エントランスまで追いかけた啓は、「もし、子どもに何かあったら連絡をください。1/4の父親として直ぐに駆けつけます!」と告げる。
啓の言葉を聞いた玲子は、「ありがとう」と去っていった…。
ちょうどそこへ、正人の知り合いの医師・亀井(袴田吉彦)とデートしてきた愛瑠が亀井に送られて帰って来た。
それを見た啓は「ラブシャーの相手である自分以外の男と付き合うのはどんなものか」と、愛瑠に食ってかかり、それが言い争いに発展するが…いよいよ、海里のバースディが始まり仲直りをする。
無事に海里は20歳の誕生日を迎えた。
正人・啓・愛瑠たちの前で、旺次郎は海里に「自殺をするのは、自分が死んでからにしろ」とプロポーズをする。
海里は嬉しそうに「うん」と肯いて、皆に祝福されたが…。
誕生日パーティが終わった後、海里がひとりマンションのプールサイドに座っていると、そこに正人がやってくる。正人は海里に囁いた…。
「まさか、死ぬのを止めるなんて、言わないよね?」
翌朝、海里はマンションから姿を消していた。啓、愛瑠、正人、旺次郎は、海里の行方を必死で探したが見つからない…。
一方、諭吉はラブシャーの相手・芽衣とデートをしていたが、別れ際に諭吉は芽衣を抱きしめると、「俺は君の心から出て行かない」と言い、キスをする…。
啓は愛瑠が亀井と約束している待ち合わせの場所まで、車で送って行っていた。
車を降りて、待ち合わせ場所のほうに歩き出す愛瑠。その姿を見ていた啓は、車を降りて愛瑠の元に走り寄ると、「今日は満月じゃないけど、そんなこと関係ない!」と言って、愛瑠を抱きしめてキスをした。
一方、マンションにいた旺次郎は、海里が姿を消して錯乱状態になっていた。部屋の中のものを投げ散らしていると、「そんな事をして何になる!」と、正人が部屋に飛び込んでくる。
「少し眠るといい、薬を出してあげよう…」正人は旺次郎に睡眠薬を与える。ベッドで静かに眠る旺次郎に、正人は口付けをした…。
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キャスト
宇佐見啓 / 玉木宏(たまきひろし)超一流のIT企業で課長を務めている。一見、実力の今の地位を手に入れた男のように見えるが、
婚約者・香川芽衣の父親の会社にコネ入社したというただそれだけ。
しかも住んでいるマンションの家賃まで義父に払ってもらっているというのだからどうしようもない。
もちろん本人も他人に頼りすぎだということはいつも考えている。
そんな彼が結婚を3ヵ月後に控えたある日、突然芽衣に婚約解消を告げられてしまった。
なんで?どうして?
生活と職を同時に失うピンチに立たされた啓は一体どうなってしまうのか!?
そんな彼の愛称は愛称は“うさタン”
世良旺次郎 / 松田翔太(まつだしょうた)
グラビア撮影を専門としているプロカメラマン。
幼い頃からカメラマンに憧れていた旺次郎は高校を中退し、世界を放浪する戦場カメラマンになった。
しかし、ある日を境に戦場を離れ、帰国してからは女性専門にグラビア撮影を行うカメラマンとなった。
イケてるルックスで女性からの人気はあるものの、男と女の間に本当の愛なんて必要ないと冷めた一面も持っている。
現在の恋人は人妻の上条玲子。好きになった女性に相手がいようがいまいが関係ない思っている旺次郎。
ただ、人の心に土足で踏み込んで相手を傷つけてしまうという致命的な欠点も持っている。
そんな彼が早川海里と初めて出会った時、今までに感じたことのないような感情を持つことになる。
愛称はオーちゃんやバケラッタ。
バケラッタって一体?
逢沢愛瑠 / 香里奈(かりな)
外交官の父を持つ愛瑠は、幼い頃海外で生活していた。現在は日本に帰国しており、英語・フランス語・スペイン語を専門にするフリーの通訳として幅広く活躍している。
誰もが憧れるような美人で、性格も明るく元気ハツラツで思ったことをハッキリと口に出していうタイプ。
そんな性格がゆえに、女性からは冷たい人間だと思われがちだが、恋愛に対するこだわりは強く、一度好きになった人を嫌いになれない性格でもある。
現在の恋人である大石諭吉とは、純粋な彼の性格にひかれて付き合い始めたが、諭吉の束縛に耐え切れなくなり、近々別れを切り出そうとしている。
愛称はアイアイ。
香川芽衣 / 貫地谷しほり(かんじやしほり)
家事手伝いとして現在実家暮らしをしている女性。
宇佐美啓の婚約者であることから、啓が働く一流企業の社長令嬢でもある。
アニメに描いたようなピュアな性格の持ち主で、啓とは高校二年の冬休みにスキー場で運命的な出会いをしたことがキッカケで交際が始まった。
その後、婚約解消をするはめになったものの、今でも啓への憧れは変わっていない。
しかし、そんな彼女も憧れてばかりはいられない! 新しい恋を見つけようと今回ラブシャッフルに参加する決心をした。
菊田正人 / 谷原章介(たにはらしょうすけ)
心療内科医で菊田メンタルクリニックを経営している。
そんなある日、患者としてやってきた早川海里に自殺願望があることを知り、ここ最近は毎日気にかけている。
普段は超高級マンションに暮らす正人だったが、そこで啓、愛瑠、旺次郎と出会う。
交流を進めるうちに3人とも付き合っている相手と上手くいっていないことを知り、
お互いの恋人を交換するという“ラブシャッフル”を思いつき提案した。
もちろん自分が密かに想いを寄せている海里も参加させるのだが…。
しかしこのラブシャッフル。実は正人が以前から考えていたある秘密が隠されているのであった。
そんな彼の愛称は菊リン。
大石諭吉 / DAIGO(だいご)
株のトレーダーとして働いている男で逢沢愛瑠の現在の彼氏。
ある理由からひきこもり状態になった学生時代に覚えた株のデイトレードで一気に成り上がった。
今ではその活動は拡大しておりM&Aなども自ら行ってしまうほどの大富豪だ。
そんな彼は同じマンションで出会った啓に、何か自分と同じオーラを感じて仲良くなった。
今では女自分に関わりを持った女性を吹っ切れない性格から“未練たらたらタラチャンズ”を結成するほどに。
そんな性格からか、諭吉は付き合った彼女を必要以上に束縛してしまう傾向があり、現在の彼女である逢沢愛瑠には愛想を尽かされている。
別れを告げられるのも時間の問題か!?
愛称はユッキー。
早川海里 / 吉高由里子(よしたかゆりこ)
美術大学に通う学生で、彼女の父親は画廊を経営している。
美大に通うことになったのも家柄の影響が大きい。
住む家は豪邸で、自分専用のアトリエを持つお嬢様。何不自由なく暮らしているかのように思われがちだが、
実際のところは厳格な父親に絵を描くこと以外の行動を禁止され、束縛される毎日を送っていた。
そんな生活に嫌気がさした海里はいつしか自殺願望を持つようになり、腕には無数のリストカットの痕がある。
そんな彼女を何とか支えているのが主治医である菊田正人。
治療の中で3ヶ月後の誕生日までは絶対に死なないと約束して以来、生きることの大切さに少しずつ気づき始めてきた。
そんな時、正人から進められたラブシャッフルに半ば強制的に参加することになった。
上条玲子 / 小島聖(こじまひじり)
超セレブだが、誰の妻でどこからやってきたのか全く分からないミステリアスな女性。
人妻だが大人の魅力たっぷりで、今は世良旺次郎と付き合っている。
つまり不倫!?
普段からセクシーな服を身にまとい男たちを翻弄している。
それは『男は女の外見に魅了される』という強い信念を持っているからで、恋愛に対しては常に積極的。
そんな彼女が不倫をする理由は、愛し合って結婚したはずの夫が、自分のことを女として見てくれなくなったからである。
しかし、そんな彼女が不倫をするのにはどうやら他の理由があるようで…。
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