ラストホープ第3話あらすじ完全版

ラストホープ

[第3話]

01/29放送

雪代（小池栄子）は高校生（山谷花純）の頃、一緒に飛行機に乗っていた母の奈津（山下容莉枝）を亡くしていた。
そのことがきっかけで、医学部を目指すようになり、やがて医師になったのだった。

ある日、雪代は患者の益田（吹越満）を見かけ、卓巳（相葉雅紀）が担当だった午後の診療を代わってもらう。
益田は優秀な外科医だったが、自転車でケガを負って、腕の神経損傷と粉砕骨折の治療をしたいという。
一刻も早く治し、医師として復帰するため、高度先端医療センターにやってきたのだった。

自らも医師で治療法を知る益田は横柄で、雪代と高木（田辺誠一）が整形外科の専門医でないことが納得いかない。
それでも、カンファレンスの結果、彼を受け入れることになり、雪代はいつになく積極的な姿勢を見せる。

手術は困難だったが、雪代は絶対に断るはずのない有能な外科医を知っていると益田に言う。
それは雪代の夫の元不倫相手・三沢（吉田羊）だった。

一方、卓巳は益田に患者の気持ちが分かって良かったのではないかと言う。
益田も確かに自分は今まで患者の立場になって治療に当たっていなかったかも知れないと反省。
卓巳や雪代に感謝し、全てを任せると言う。やがて、益田の手術は無事に成功した。

奈津が飛行機内で発作を起こした時、益田が乗り合わせていたが、彼は専門外だからと名乗りを上げなかった。
その時の益田のことを雪代は覚えていて、今回の診療を申し出たのだった。

益田は雪代に治療のお礼を言い、自分のために尽力してくれた理由は何かと尋ねる。
すると、雪代は母親のことを話し、復讐などでなく、益田の命を救うことで過去を乗り越えようとしたのだという。

だが、益田は奈津を見殺しにしたのは自分ではないと言う。
確かにその飛行機には乗り合わせていて、急病人もいた。
名乗りでなかったのも事実だが、その患者は別の医師によって助かったはずだという。
そして、もう一人急病人がいて、そちらは亡くなったという話を後に学会で聞いたことがあるのを思い出したらしい。
顔も名前も覚えていないが、それは帝都大の医師だったという。

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